更新日：2023年04月08日

　北区西ヶ原にお住まいのお客様より「先日、訪問業者により屋根に指摘があったが急に来た業者は信用が出来ない為、街の屋根やさんに調査をお願いしたい」とご相談をいただき調査に伺いました。

現地調査

　現地調査の様子になります。使用されている屋根材は縦葺きの金属屋根になり、瓦棒葺きともいわれる屋根になります。棟から軒先にかけて1本物での施工が可能なので雨漏りのリスクが低く屋根勾配の緩い屋根に多く使用されております。屋根の形状は切妻屋根となっております。切妻屋根とは、左右2つの面が合わさったシンプルな形状の屋根になり一般的に三角屋根の建物といわれる屋根は、この切妻形状の屋根になります。

　築年数が40年近く経過していおり、これまでメンテナンスを行なって来なかったとの事でしたので金属屋根を保護している塗膜が著しく劣化してしまいっ屋根材表面には錆の発生が目立ちました。錆が進行すると屋根材に穴が空いてしまい雨漏りの原因となってしまいます。

　軒先付近を確認すると、雨樋に複数の穴開きがみられ雨樋の役割を果たせていない状態でした。

　瓦棒屋根の継ぎ目は、芯材にカバーキャップが取り付けられておりますがキャップを固定している釘が浮いたり抜けたりしていましたのでキャップの固定が弱くなっておりました。部分的にキャップを持ち上げてみると浮いてしまい芯材が見えてしまう状況でした。この状態では、強風の際に捲れてしまったり雨が吹き込んだりしてしまい雨漏りや二次被害のリスクがあります。

　調査報告を行い、部分的な工事をご希望でしたので屋根の補強とカバー工事の2パターンの工事提案を行いご検討頂くこととなりました。屋根カバー工事の費用は、税別698,000円より承っております。使用材料や屋根形状により異なりますので詳しくはお問い合わせください。

　私たち「街の屋根やさん」では、引き続き新型コロナウイルスの感染対策を徹底して実施しております。建物のことでお困りの際にはお気軽にご相談ください。