更新日：2023年03月29日

　川崎市中原区井田にて、屋根の無料点検のご依頼を承りましたので、ご紹介致します。
　お客様より、「今後のライフプランを見据えた上でメンテナンスを考えている」とお伺い致しましたので、長く安心してお住まい頂けるようなメンテナンスをご提案させて頂く為にも、しっかりと調査させて頂きます

塗膜の剝がれが原因によりスレート屋根に繁殖したオレンジ色や黒色の苔

　まず気になった点は、スレート屋根全体に繁殖したオレンジ色や黒色の苔です。

　スレート屋根に苔が繁殖してしまう大きな理由は、スレート屋根材に施された塗膜の剥がれによるものです。

　塗膜が剥がれたスレート屋根材は、表面の凹凸が大きくなってしまう為、雨水の排水性能が低下してしまいます。
　その為、雨が降った後に屋根上に水分が長時間滞留してしまう事で、苔や藻・カビ等が繁殖しやすい環境となってしまいます。

　写真右は、下屋に繁殖した苔ですが、塗膜の剥がれに加えて日当たりの悪い下屋は、水はけがさらに悪い為、白色の丸く大きな苔が繁殖しております。

棟板金や固定釘の浮き

　続いて、大棟にある「棟板金」を調査させて頂きますと、棟板金を内部の「貫板」へ固定する釘は、浮いてしまっております。
　また、棟板金自体も浮いており、屋根材と棟板金の間にボールペンが入ってしまう程の隙間が出来ている事が確認出来ました。

　こうした「浮き」の原因は、内部の「貫板」が雨水や空気中の水分を吸収したことによる劣化により、棟板金を固定する釘の固定力を失った為です。
　釘の打ち直しを行っても、内部の貫板が劣化したままでは、またすぐに浮いてきてしまう為「棟板金交換工事」が必要となります。

スレート屋根全体の苔の繁殖や棟板金の浮きに屋根カバー工法をご提案！

　現地調査の結果、屋根全体の傷みに加えて、棟板金の劣化も確認致しましたので、「屋根カバー工法」をご提案させて頂きました。
　屋根カバー工法は、棟板金の全交換の上、新規の屋根材を既存の屋根に被せる施工方法である為、今回確認した屋根全体の不具合を一度に解決する事が可能です。

　私達、街の屋根やさんは、今回の様な専門スタッフによる点検からお見積りまで無料にて承っておりますので、ご安心ください！
　また、ご紹介致しました「屋根カバー工法」では、切妻屋根で60㎡の既存屋根を金属屋根材でカバーする場合、税込み877,800円～ご提案させて頂きます。

　手指の消毒とマスク着用をしてお伺いさせて頂き、点検・ご相談の際には、適切なソーシャルディスタンスを保つなど、「新型コロナウィルス対策」を徹底しておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい！