更新日：2023年02月04日

屋根の不具合を指摘された

　君津市宮下にお住まいのお客様は、近所で工事をしているという業者さんから屋根が破損していますと言われたそうです、何処がどの様に破損しているとは言われなかったが屋根にも上がらず本当のことだろうか不安があったそうです、ご自身で屋根やさんを調べると私達、街の屋根やさんを見つけホームページに色々な事例が記載されている事で安心できると感じ、ご依頼をして頂きました。

棟板金の不具合

　築年数が30年以上経過しているとの事でしたが、まずは屋根が本当に破損しているかどうか調べる為に現地調査にてお伺いいたします。

　屋根はスレート瓦でした築年数が経過している屋根でしたが定期的メンテナンスとして屋根塗装をおやりになっている屋根になっていました、メンテナンスをしておりましたのでスレート瓦などには大きな破損は少なく数か所のひび割れ程度でした、築年数から考えると良好な状態に保たれいる方だと考えます。

　頂上部分に棟板金が設置してありますが屋根で破損することが多い事例は棟板金の飛散です、特に新築時に設置しているままで年数が経過している棟板金は釘止めされており下地には木製の貫下地が設置されている事が多く劣化してしまい飛散してしまう事が多くあります。

　板金が飛散しない限り屋根の異変にはきずきにくい建材ですので特に飛び込み業者さんなどは声をかけてきやすい場所です、破損がなくても劣化したら交換しておかないと飛散してしまう可能性がある建材ですから。

訪問業者には注意が必要

　今回の現地調査では大きな破損はありませんでした、棟板金は当時の施工の仕方が間違えではないのですが重なり部分の加工が施されていないがために膨らんでいる事から、棟板金が浮いてきている様にみえたせいで、屋根が破損しているという定義で声を掛けられたと思います。

　実際破損していなくても色々な事を想定して飛び込み業者さんは日頃見て回っており声をかけてきますので、注意が必要になります。

　現在、私達、街の屋根やさんでは、新型コロナウィルスの対応として点検結果のご報告や御見積書は、お電話と郵送／メールで対応させていただいております。