更新日：2023年01月10日

　秦野市寿町にお住まいのお客様より、居室内で雨漏りしているようなので点検してほしいとお問い合わせをいただきました。築25年になるお住まいですが、新築時から繰り返し発生する雨漏りに悩まされており、その度に業者に依頼して補修工事を行ってきたとのことでした。

被害箇所の確認

　現地へお伺いし、雨漏りが発生しているという室内の様子を確認させていただきました。主に窓際で雨漏りが発生しているようで、窓の木枠部分が雨水を吸って腐食してしまっていました。点検口から小屋裏を覗いてみると、侵入した雨水の通り道になっていたようで、金属部分に錆が発生していました。

雨漏り原因の調査

　現地被害箇所の真上はバルコニーとなっており、過去に発生した雨漏りもこちらのバルコニーから発生した雨漏りとのことでした。点検させていただいたところ、雨漏りの原因となっているであろうと疑われる箇所がいくつかみつかりました。
　現地まずは笠木部分。前回の雨漏り発生時にコーキングで補修を行われたとのことですが、隙間が空いてしまっています。一ヶ所ではなく他の継ぎ目部分でも同様の症状が確認できました。排水口付近では、以前お客様がご自身で行われたというコーキング処理がありましたが、こちらにも隙間があり雨水が侵入できてしまう状況でした。

散水試験のご提案

　点検を行った結果、複数箇所で雨漏りの原因となりうる点が見つかりました。繰り返し雨漏りが発生しているとのことでしたので、修理のご提案をさせていただく前に散水試験のご提案をさせていただきました。
　散水試験を行うことで、実際に雨漏りの原因となっている箇所を明確にし、無駄な工事を省いて的確な雨漏り補修を行うことができます。また、場合によっては散水試験だけではなくサーモグラフィカメラなども使用して、雨漏りの原因を徹底的に突き止めます！

サーモグラフィカメラを使用した調査の事例はこちら

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