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横浜市栄区中野町では塗膜が劣化しスレートに反りが発生、棟板金の釘浮きも確認できました
更新日:2022年08月03日
横浜市栄区中野町にて築15年以上が経過した化粧スレート屋根の点検にお伺いいたしました。スレートを保護している塗膜はおよそ10年前後で耐用年数を迎えるため、メンテナンスの時期として点検をお願いしたいとのご相談を承りました。また、スレート屋根では棟板金の不具合も発生していないかが気になりますので、実際に現地で状態を確認いたします。
スレートに反りが見られます
屋根の退色が目立つ状態だったため、やはりスレート表面に形成されていた塗膜は築年数相応の劣化が進んでいる様子でした。また、塗膜はセメントが主原料であるスレートの表面で雨水を弾く役割も持っている為、劣化すると屋根全体の防水性が低下してしまいます。塗膜が剥がれることで雨水や紫外線の影響を強く受けることになり、負荷の掛かったスレート材が傷んでしまうのです。
お客様のお住いのスレートにはひび割れがまだ発生しておりませんが、屋根材が反ってしまう軽度の変形症状が確認できました。スレート屋根は内側に入り込んだ雨水や発生した湿気を逃がすために、重なり合う部分にタスペーサーを差し込んで隙間を作ります。ですが角度を変えて覗いてみると、タスペーサーが上部にへばりついて浮いてしまうほど隙間の広がっている箇所が発見できました。塗膜が劣化したことでスレート材が傷み始めていることが伺えます。
棟板金交換工事も合わせてご提案
スレート屋根は定期的な塗装メンテナンスを行うことで屋根材の寿命を長持ちさせることができます。そのため、スレート材がこれ以上傷んでしまう前に屋根塗装工事を行う必要があることをご説明させていただきました。
また、棟板金を固定する釘にも浮きが見られ、内部の貫板が腐食している可能性があります。棟板金も屋根の状態を維持する上では必ず交換工事が必要になりますので、足場を仮設する必要がある屋根塗装に合わせて棟板金交換工事を行うこともお勧めさせていただきました。棟板金交換では防水性に優れた樹脂製貫板を使用し、20mで132,000円~(税込)がおよその目安となります。
私たち街の屋根やさんでは、新型コロナウイルス対策としてマスク着用・手指のアルコール消毒を徹底し、お住まいの点検にお伺い致しております。どうぞご安心してお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2022年08月03日時点での費用となります。
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