東金市薄島にて軒天調査 箱樋からの雨漏りによるものでした
更新日:2021年12月10日
東金市薄島にお住まいのお客様より「軒天が剥がれてきているので点検してほしい」とのご連絡をいただき現地調査へ伺いました。軒天は、下から見上げることができる部分で、外壁から出っ張っている屋根の下側(裏側)です。点検結果についてご報告します。
軒天部分に雨水が浸入?

軒天は、一般的なベニヤや、ケイカルボードではなく、鋼板を塗装しているものでした。塗装がぺりぺりと徐々に剥がれてきていました。そして、剥がれた塗装からは内側の錆びている鋼板が見えていました。
原因は箱樋

軒天の上に当たる屋根を見てみると、雨樋が軒先(屋根)の内側に造られている『箱樋(はことい)』という、屋根と雨樋が一体化した納め方の屋根でした。箱樋には、近くの木から飛ばされた葉がたくさん入ってしまっています。箱樋の多くは、ガルバリウム鋼板で成型されており、勾配は緩く設計されていることが殆どです。
雨漏りに直結?

箱樋は外側から雨樋が見えないため、スッキリとした印象になります。その反面、造りが複雑なため、雨樋が詰まってしまった場合は、オーバーフローしてしまい、鋼板の継ぎ目から屋根の中に雨水が入り込み雨漏りに繋がります。雨樋の排水口が詰まって雨水が溜まってしまうと屋根の軒先部分から小屋裏や建物内部へ雨水が逆流して雨漏りに繋がってしまいます。
今回の軒天の状態は、箱樋から軒先へ雨水が流れてしまい、軒先部分の軒天剥がれに繋がったと思われます。理想は、継ぎ目なく一枚の板金で屋根と箱樋が造られていれば、継ぎ目から雨水が浸入することもありませんでした。しかし、そのような施工方法は現実的ではありません。改善方法として、屋根を新たにリフォームして雨樋を外側に付けることが望ましいです。もし、雨樋が詰まったとしても、外側に溢れるだけで建物内部に入り込むのを防いでくれます。
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