柏市高柳で築14年経過した建物の屋根調査では苔や棟板金の釘浮きが見られました
更新日：2021年11月04日
柏市高柳にお住まいのお客様より「築年数が10年を超えたのでメンテナンスを検討している」とお問い合わせをいただきましので現地調査にお伺いします。
現地調査
梯子を掛け屋根に上り調査を行いました。屋根は切妻という形状をしていました。切妻屋根とは、2つの屋根面を合わせたシンプルな形状をした屋根で、多く普及している屋根の形状になります。
既存の屋根材にはスレート屋根材が使用されております。築14年が経過し表面塗膜の劣化により苔の発生が見られました。特に屋根の北面は、南面と比べ日当たりが悪く水の乾きが遅いので南面よりも多く苔が発生してしまいます。また、こちらの建物は1Fにも小さな屋根がありましたので、こちらの確認もすると2F同様に苔、カビの発生がありました。こういった苔やカビが屋根材の劣化を早めてしまいますので、放置するのは厳禁です。
スレート屋根の建物で、多く指摘を受ける部分が棟板金と言われる、屋根面の合わせ部分に設置されている板金です。よく聞く話ですと、「近くで工事をしている業者より棟板金の指摘を受けた」という事例が多くありますので、棟板金は指摘を受けやすく問題が起こりやすい部分と言えます。T様邸の棟板金は、板金の飛散、捲れはありませんでしたが板金表面の塗膜が劣化し粉化していたり、板金を固定している釘が浮いてきてしまっている状況でした。こういった症状を放置してしまうと、板金にサビが発生したり釘が抜けてしまい飛散のリスクが高まると言った危険性があります。
上記の症状を確認し、お客様のご希望も含め今回屋根カバー工事のご提案をさせていただきました。塗装でのメンテナンスも可能ですがサイクルコストを考えると金属屋根でのカバー工事がオススメです。
私達「街の屋根やさん」では、新型コロナウイルスの感染対策を徹底し行っております。建物の事でお困りの際はお気軽にお問合せ下さい。
記事内に記載されている金額は2021年11月04日時点での費用となります。
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