東金市田間 漆喰の劣化で台土・棟土・熨斗瓦への影響が発生
更新日：2025年02月08日
東金市田間にて、瓦が
一枚ズレているということで点検のご依頼をいただきました('◇')ゞ
ズレのほか、
漆喰の劣化や
棟瓦のズレも発生していたため、
瓦の補修・差し替えと棟瓦の取り直し工事のご提案となりました。
私たち街の屋根やさんでは、瓦屋根の工事も数多く承っております。お気軽にお問い合わせください(^_-)-☆
がズレていました。破損がなければ、正しい位置に戻すだけというイメージですが、1枚ズレた場合もその影響で周りの瓦がズレてしまっていることもあります。その場合、
ズレた部分と周辺の調整もおこないます。
別位置では、
縦割れしている箇所がありました。踏み割れや、飛物がぶつかったような
外的要因とおもわれる割れ方でした。実際に、強風の際にアンテナが倒れたことがあるということでした。
棟瓦の
熨斗瓦（のしがわら）が少しずつズレていました。一番大きくズレていたのは、鬼瓦の近くで、
片側の熨斗瓦が中央寄りに入り込んでいる状態でした。
棟瓦を積む際は、長方形の2枚の熨斗瓦を
中心の左右に対に並べています。
番線（ばんせん）で固定されていても、棟土（むねつち）が劣化したことでズレてしまったようです。
漆喰が剝がれ、棟の
台土（だいつち）が露出していました。雨風が直接当たってしまう状態のため、台土が流れ出て一段目の熨斗瓦（のしがわら）がズレ始めていました。
＜ 棟瓦部分のメンテナンスサイン ＞
●
漆喰の劣化：棟部分の漆喰がヒビ割れ、ポロポロと剝がれ始めた場合はメンテナンス時期となります。ヒビ割れ部分から雨水が浸透して、変色やコケ・カビが発生する場合があります。
●
熨斗瓦のズレ：台土や棟土が崩れたり流出してくると熨斗瓦が不安定になり、ズレや落下を引き起こすことがあります。
●
番線の千切れ：番線は、熨斗瓦を固定する重要な役割を果たしていますが、熨斗瓦がズレて番線に負荷がかかった場合、千切れてしまうことがあります。番線も経年劣化により錆びたり 固定力が弱まってきます。
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