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常陸太田市 長く住まないので簡易的に雨漏り修理してほしいとのご相談
更新日：2025年2月28日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、常陸太田市で行った簡易的な雨漏り修理についてお届けいたします。
雨漏りの応急的な処置は、「ブルーシートで被う」「防水テープを貼る」「コーキング材を塗る」などがありますが、今回は比較的広い範囲での修理が必要だったため、ブルーシートを使用しました。
娘様よりご依頼いただいた常陸太田市のお住まいは、以前は店舗として使われていたかなり築年数が経った建物で、高齢のお母様がおひとりで住まわれているとのことです。
建物の正面には、看板やロゴを設置するためのパラペットが設けられています。
外壁の最上部に位置し、
屋根との境界にあるパラペットは、紫外線や雨風の影響を受けやすく、ひび割れや剥がれがあると、雨漏りの原因になることも…！
パラペットの内側には、波板のトタンが貼られています。
部分的に交換した形跡がありますが、古いトタンはいずれも錆びに覆われ、
剥がれた部分は下地が露わになっていました
(>_<｡)
屋根はセメント瓦が使用されていますが、劣化がかなり進み見るからに脆弱な状態でした。
コンクリートが主成分のセメント瓦は、釉薬が施された和瓦とは違い、定期的な塗装が必要です。
お手入れをしないで放置してしまうと、
表面の塗膜が剥がれてどんどん水を吸い込むようになり、雨漏りに繋がってしまうケースも多いのです
( ;ㅿ; )
全体的に傷みが激しいセメント瓦は、浮いた箇所やズレた部分が多く見られました。
強風や地震の影響もありますが、
屋根の下地に問題がある場合も考えられます。
瓦の1枚1枚がしっかり固定されているわけではないので、外的要因や屋根の構造部分の劣化などで浮きやズレ、歪みが発生してくるんです。
雨漏りの被害が集中しているのは2階で、お母様の居室とは別の四畳半ほどのお部屋です。
木製の天井材が剥がれたところは、雨水除けに薄いベニヤ板で塞がれていましたが、それもかなり水分を含んでいます。
さらに被害がひどい場所は、
天井の一部がすでに抜けてしまっている状態で、長年の漏水で腐食が内部にまで広範囲に及んでいました
(͒ ฅ;꒫;ฅ )͒これ以上雨漏りが続くと、さらに天井や壁の崩壊が進んでしまう可能性があるため、一刻も早い対策が必要です。
「本当はしっかり直したいけれど、将来的に建物を取り壊すかもしれないので、応急処置だけでお願いしたい」というのがお客様のご要望です。
よって今回は、ブルーシートを使用した雨漏りの簡易的な修理を行うことになりました。
2階の屋根に登る際、軒先下の配線等が障害となり梯子がかけられず、側面は密接したお隣さんとの間が1mもありません。
屋根自体の下地がかなり弱っている状況から、そのまま歩くと踏み抜いてしまう危険性もあったので、
環境面と安全性を考えて高所作業車を用いることにしました。
コンパネを敷いて足場を確保しつつ屋根に移り、まず雨水の侵入箇所と思われる部分のセメント瓦を捲ってみます。
すると、破損した下地材には大きな穴があき、雨漏りの被害を受けた部屋がちらちらと見え隠れしていました
((>_<))
準備が整ったところで、しっかりと屋根をカバーできるようにブルーシートを設置していきます。
【養生作業の流れ】
STEP1：ブルーシートを敷く範囲を決定まず雨漏りの原因となった屋根の破損部分を中心に、どこまでシートを敷くべきか確認します。2階の屋根がメインの雨漏りなので、
広めに養生することを決定しました。
STEP2：ブルーシートを広げる次に、強風で飛ばされないように注意してブルーシートを広げます。屋根の形状や勾配を考慮しつつ、ズレや隙間極力なくして丁寧に敷き詰めます。
トタンが剥がれて下地がむき出しになったパラペットは全体を覆い、木材を打ち付けて固定しました。
STEP3：土嚢袋で固定屋根の平面部には土嚢袋を配置していきます。今回は屋根の状態が悪いため、釘やロープでの固定は難しく、
なるべく屋根に負担をかけない方法で取り付けました。
STEP4：最終確認
最後に、ブルーシートがしっかり固定されているかを確認し、
風が吹いてもめくれないように調整。また、
雨水がシートに溜まらずスムーズに流れる工夫を施し、作業を完了しました！
ブルーシートを使用した今回の簡易修理は、高所作業車＋材料費を含めて10万円以内（
税込97,476円）で実施しています。
お客様からは「こんなに丁寧にやってもらえて安心しました。大がかりな修理は難しいですが、これで雨漏りが少しでも防げるなら助かります」と喜んでいただけました
((*^^)v
お客様の実際のアンケート➤常陸太田市で雨漏り修理のご依頼をいただいたお客様から安心できましたとの声
ブルーシート養生は、短期間の雨漏り対策として有効ですが、長期間の使用には向いていません。
屋根の状態が悪化している、または築年数がかなり経っている場合は、
建物の今後の利用方針を考えながら、適切な修理方法を選ぶことが大切です。
「この先どうしようかな…？」とお悩みの方も、まずは無料点検で屋根の状態を確認することをおすすめします。どんな小さなことでも、お気軽に街の屋根やさん水戸店にご相談くださいね
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