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上越市内各所で風災による被害が多発しています
更新日:2021年5月28日
上越市内にお住まいの方からのご連絡。
「突風で屋根材が飛んでってしまったので確認に来てほしい」との連絡を受け、早速調査に。
平葺きと呼ばれる、幅3尺(909㎜)×高さ1.5尺(454㎜)の平板にハゼ加工を施し、張り合わせて屋根を葺く、どちらかというと現在は行わない施工方法の屋根。
若干の錆びによる腐食の影響もあったのでしょう。
屋根の1/3ほどの面積が、風で剥がれてしまいました。
2階建ての倉庫の屋根板金材の約1/3ほどが風で飛んでしまいました。
下地材の野地板があらわになってしまってます。
剥がれて落ちた屋根材。
さらに風で飛んでしまう二次被害を防ぐために、取り急ぎ一箇所に集めました。
屋根の軒先に打ち付けられている木材を「破風板」または「鼻隠し」と呼びます。
屋根垂木の先端部に打ち付ける場合は「鼻隠し」と呼び、垂木の側面側に打ち付ける場合は「破風板」と呼びます。
今回の破損個所は、側面側のため「破風板」が正しい呼び名です。
木材を保護するために板金材を巻くことが多いこの箇所ですが、突風で破風板が剥がれてしまいました。
主に夏の暑さ対策と、冬の結露対策なども考慮し、建築基準法では小屋裏(屋根裏)に適切な換気口を設けることが定められています。
2階の天井部分の面積に対して1/250の換気面積が必要であるなど。
突風により、軒天井(軒裏)に取り付けられていた樹脂製の換気部材が取れてしまいました。
上記の小屋裏換気の説明と同様に、必要換気量を満たすために穴の開いた有孔(ゆうこう)ボードが施工されているお宅も多くあります。
有孔ボードは、施工性の向上などのメリットもあったのでしょうが、穴の開いている分、基材の面積が少ないため強度的には劣るようです。
通気を図るために取り付けられた有孔ボードですが、突風が吹き込んだ影響により割れてしまいました。
軒天井の素材としては、窯業系サイディング材であるとか、ケイ酸カルシウム板とか、またはベニヤ系の木質材などもありますが、板金材を用いることもあります。
上越市中央5丁目に立地していますので、風の強い場所です。
塩害を考慮して、ステンレス鋼板を使って施工されていましたが、風で飛ばされてしまいました。
今年の冬は、大雪による雪害も多く、また、突風が吹く日も多いことから、自然災害による住宅の被害が多発しています。本日のブログは「突風による被害」の例を挙げましたが、実は毎日のように雪や風による被害を受けてお困りの方々からのお問い合わせをいただいております。
写真の通り、万が一隣家に飛んで行ってご迷惑をおかけしてしまうようなことがないか、皆さん切実な問題を抱えてご相談の連絡をくださります。
写真のお宅は、すでに工事を行いご安心いただいたお客様がほとんどですが、自然災害による被害はスピード感も求められるので、こちらも真剣です。
自然という大きな力が相手ですので、人間の力の足りなさも実感しますが、このような被害にあわれた方の多くは火災保険で対応していただけることから、多くの方が保険を利用され、自己負担が少なく改修をされています。
万が一の時のための保険がとても役立つことを知りました。
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