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上越市国府地内の鉄骨造のお住まいの屋根防水工事の現地調査
更新日:2021年5月28日
上越市国府地内にお住いのお客様より、風向きによって雨量の多い日に雨漏れがすることがあるということで調査の依頼を受けました。
33年前に建てた鉄骨造のお住まいは、大変立派なお宅で、新築時に行き届いた仕事がなされていたため今までメンテナンスの必要もなく過ごせてこれたとのこと。
鉄骨造のお住まいですので、屋根は陸屋根と呼ばれる平らな屋根で、ルーフバルコニーとしても活用できる屋上となっておりました。
お客様も、もちろん屋根の上に上がることができますので、屋上防水の破損の状況も以前から確認しており、面積も大きいことから「工事規模が大きくなってもしっかり水を止めてほしい」とのご意向で
調査開始。
ルーフバルコニーとしても活用できる陸屋根の屋上は、シート防水の防水層の上に仕上げモルタルを施工した様子。
モルタルやコンクリートは、多量の水を混ぜて作っているため、乾燥が進行し、収縮が進むと「クラック」と呼ばれる割れが生じるため、あらかじめ目地を施工することで目地が割れを計画的に作っておく緩衝材の役割を果たします。
この写真の現状では、モルタルの経年劣化も進み、目地の中に雨水が浸入し、目地自体に浮きも発生していました。
モルタルの経年劣化が進み表面が風化しており、雨で洗い流された影響も含めて、モルタルの骨材も浮き出てきているようなザラザラした仕上げの状態です。
モルタルとは、砂とセメントと墨を混ぜた材料のことを言い、骨材とは「砂」をさします。
1階のルーフバルコニーの様子。
目地は設けてありますが、目地以外の箇所からもクラックが生じています。
屋上の「笠木」と呼ばれる立上り部分です。
防水層の立ち上がりを設ける効果と、落下防止のために造ります。
立上りのモルタルも割れてます。
上越地域は、雪もさることながら、冬の寒さも厳しい地域です。
このようなモルタルの割れている部分から水が浸入し、気温が氷点下になり水が氷になると体積が増えるため、クラック(割れ)を徐々に大きくしていきます。
このような状態をモルタルの「爆裂現象」と呼びます。
鉄骨造のお住まいは「アスロック」という外壁材が施工されてます。
セメント系の素材ですが、外壁材同士の継ぎ目にも防水処理(シーリング処理)がなされており、このシーリングにも痩せや破損が見受けられます。
合わせて、外壁材のクラックから爆裂現象を生じ、ところどころ傷みが目立ちます。
この表現は現場用語となりますが「花が咲いた」と表現します。
塗装面の劣化が進み、剥離が生じている現象が花が咲いたように見えるので、そのような例えをします。
外壁を指で触ったら「チョーキング」と呼ばれる指に白い粉が付いてくる現象も進んでいます。
チョーキングとは、表面の塗膜の劣化により、塗料の白い色がチョーク状の粉をふいたようになる現象です。
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