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生駒市でS型瓦屋根の天窓から雨漏り、銅板水切りと波形瓦の取り合い不良を現地調査
更新日:2026年8月16日
生駒市のお客様より、天窓まわりから雨漏りしているようだとのご相談をいただき、私たちが現地へ伺いました。
お話を詳しくお聞きすると、強い雨のあとに室内側で気になる症状が出ることがあり、以前に応急的な処置をしたものの不安が残っているとのことでした。
実際に屋根へ上がってみると、S型瓦で全体がきれいに葺かれている一方で、波の大きい瓦特有の凹凸があり、天窓のように四角い部材を納めるには細かな雨仕舞の工夫が必要な屋根だと感じました。
遠目では大きな崩れは見えなくても、雨漏りは取り合い部分のわずかな納まりの差で起こることがありますので、天窓周辺を重点的に確認していきます。
屋根全体を見ると、S型瓦が整然と並び、棟まわりにも大きな乱れは見られませんでした。
ただ、この瓦は
波形状の起伏が大きいため、平らな板金やサッシ枠との取り合いでは、隙間をどう納めるかが非常に重要になります。
屋根材そのものに目立った脱落がなくても、こうした取り合い部で雨水の流れが乱れると、風を伴う雨の際に水が差し込むおそれがあります。
見た目だけでは判断しにくい部分だからこそ、雨漏りの原因は細部まで確認する必要があります。
少し引いて確認すると、屋根面の上部に天窓が設けられているのが分かります。
周囲の瓦面は比較的安定して見えるものの、天窓は屋根を貫通して設置される設備のため、もともと雨水の処理が難しい箇所です。
特にS型瓦のような凹凸のある屋根では、天窓の上下左右で板金が瓦の形にしっかり追従していないと、水の逃げ道が不自然になり、
天窓まわりに雨水が集まりやすくなることがあります。
こうした条件が重なると、表面上は小さな不具合でも内部では浸水が進んでしまうため注意が必要です。
天窓に近づいてみると、周囲の瓦との取り合いに目が行きます。
屋根面そのものは大きく崩れていませんが、雨漏りのご相談がある場合は、瓦そのものよりも天窓周辺の防水納まりに問題が潜んでいることが多いです。
天窓はガラス、枠、板金、水切りが一体となって機能するため、どこか一つでも納まりが不十分だと水の侵入口になりかねません。
放置すると、屋根下地や室内側へ影響が及び、
見えない場所で傷みが広がる危険があります。
さらに詳しく見ると、天窓の周囲には
銅製の板金が使われており、現場合わせで加工されている様子が確認できました。
ただ、瓦の波形に対して前側の納まりがやや複雑で、無理をしながら止水している印象です。
加えて、テープ状の材料も使われており、過去に雨水の浸入を抑えるための処置が行われていたと考えられます。
こうした方法は一時的には有効でも、紫外線や熱の影響を受け続ける屋根上では耐久性に限界があり、時間の経過とともに再び漏水しやすくなります。
天窓の脇を確認すると、銅板水切りとS型瓦の波との間にぴたりと納まっていない部分が見受けられました。
特に波の谷と山が連続する屋根では、平板の板金だけできれいに止水するのが難しく、どうしても隙間や水の回り込みが生じやすくなります。
そこを補うように処置された形跡もありますが、
ブチルゴムテープによる止水は応急処置の域を出ません。
この状態をそのままにすると、雨量の多い日や吹き込みの強い日には、同じ箇所から再発する可能性が高いです。
天窓上部の板金にも、経年による変色や継ぎ目の不安が感じられました。
天窓の上側は流れてきた雨水を受け止めて左右へ逃がす重要な位置ですので、ここで水の処理が不十分だと下側や側面にも影響が及びます。
銅板自体は耐久性のある材料ですが、屋根の形状や周辺部材との相性、施工時の納まりによっては本来の性能を発揮しにくいことがあります。
特に複雑な形状の瓦屋根では、板金の材質だけでなく、納め方そのものを見直す必要があります。
一部の瓦を外して確認すると、天窓前面に黒い防水材とテープ類が重ねられていました。
ここまで補修が施されているということは、過去にも浸水対策が必要だった可能性が高い箇所です。
ただし、材料を重ねて水を止める方法は、根本の水の流れが改善されていなければ再発を防ぎきれません。
屋根では
雨水をためずに流す納まりが大切ですので、表面をふさぐだけの処置では長持ちしにくいのが実情です。
放置すると下葺き材や野地板の傷みにつながるおそれもあります。
最も気になったのは、天窓前部の瓦との取り合いです。
波形の大きいS型瓦に対し、前面の止水がテープや防水材に頼る形になっており、雨仕舞としては安定しにくい状態でした。
天窓の下側は流れてきた水が直接当たりやすく、ここに不自然な段差や隙間があると漏水の起点になりやすくなります。
見えている範囲だけでも、
根本的な納まりの改善が必要と判断できる状況で、応急処置の継続では安心しにくい状態でした。
雨漏りを止めるには天窓交換も視野に入れた見直しが必要です
今回の調査では、S型瓦で葺かれた屋根そのものに大きな破損があるというより、天窓まわりの銅製板金と瓦の取り合い、特に前面の納まりに無理があり、そこをブチルゴムテープなどで補っている点が大きな問題でした。
優先順位としては、まず天窓前面から側面にかけての雨仕舞を根本から見直すことが第一です。
そのうえで、既存の天窓が経年している場合には、単なる部分補修ではなく天窓本体の交換を含めて検討するのが安心です。
新しい天窓に合わせて専用の水切り板金を用い、周囲の下葺き材も改めて点検・補修し、必要に応じて防水シートの増し張りや差し替えを行うことで、再発リスクを抑えやすくなります。
私たち街の屋根やさん奈良店では、生駒市のような地域に密着して、屋根や雨漏りの無料調査と無料見積もりを行っています。
雨漏りは見える場所だけ直しても止まりきらないことが少なくありません。
だからこそ、現場の形状や材料との相性まで丁寧に確かめ、住まいに合った方法を一緒に考えることを大切にしています。
天窓まわりの不安や、似たような症状でお困りの際は、早めの点検で安心につなげていきましょう!
この記事を書いた加盟店
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E-Mail machiyanenara@kawaramasa.co.jp
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