相場が分かる
金額が倍近く違ったり、やたら安かったり、高かったりする業者は、優良業者で無い可能性がありますので、注意が必要になります。
業者同士で競争心理が働く
優良業者どうしで相見積もりになった場合、「私達の方が納得のいく価格でお客様に絶対ご満足のいく工事ができる!」というプライドを持っています。金額面でも、サービス面でも期待できるということです。
比較・検討する時間を持てる
契約を急がせる業者もいる事でしょう。その場合「お見積もりが出揃ってから、家族全員で検討したい」と伝えて、じっくり考える事もいいでしょう。
優良業者か点検の際に観察できる
点検や調査に来た業者がどんな対応するのかを見ることができるのです。 時間をかけて見てくれる業者や、10分足らずであっという間に終わる業者もいます。どちらが信用できるかと言えば、圧倒的に前者ですよね。業者が点検に訪れる際はできるだけ在宅時に来てもらう様にしましょう。

見積りの書き方で判断しずらい
シンプルな見積りもあれば、詳細な見積りもあり、中には大量の項目が並んでいるものもあります。図面などではなく、手で屋根の面積を計測した場合、どうしても誤差が生じてしまいます。その数値の差が大きくなければ問題はありません。
現場調査をしっかり行わない業者がいる
相見積もりの依頼だとやる気をなくし、点検や調査を適当に済ませてしまう業者もいます。モチベーションが低下し適当な仕事で良しとしてしまうのはプロとしては失格です。逆に言えば、「相見積もりですか。負けないように頑張りますので、よろしくお願いします」という業者を見つけるチャンスでもあります。
業者選びに迷ってしまう
相見積もりが多すぎると、選択するのにも苦労します。【船頭多くして船山に登る】という諺と同じです。３社程度にしておくのが理想です。
業者さんに断りづらい
屋根リフォームに限らず、相見積もりが一般的になった今、業者も断られる可能性があることは分かっています。それほど引け目に感じることは無いというのが実状です。

初めて屋根リフォームをお願いするとなると、どうやって業者を選んだら良いか悩みますよね。相見積もりは優良業者同士で見てもらった方が良いのでその方法についてご説明していきます。多くの情報を手に入れるという点でやはりホームページに勝るものはありません。 
１．施工事例や、お客様の声といった実績で判断

２．リフォーム瑕疵保険への登録事業者で判断

３．いざという時の保証内容で判断

●施工事例
ホームページで探した業者は「自分が望む屋根リフォームを行ったことがあるのか？」、「どのような工程で行ったのか？」はとても参考になります。他の部分が優れていても、自分が望む屋根リフォームの実績がないと、その技術があるのかどうか分かりませんよね。
施工事例はその業者のサービス力・提案力・問題解決力がわかる材料です。必ずホームページでチェックしましょう。

●お客様の声

実際にその業者で屋根リフォームを行ったお客様の生の声、これを参考にしない手はありません。良かった点だけでなく、悪かった点も掲載されていれば、正直な業者と言えるでしょう。
お客様ごとに筆跡が違いますから、ご記入いただいた用紙の画像とともに掲載されていれば、かなりの信頼が得られるでしょう。

瑕疵(かし)とは欠陥や不具合のことを指す言葉です。リフォーム後、契約と異なる工事がされていたり、工事完了後にすぐ不具合が発生した場合が瑕疵にあたり、これを保証してくれるのがリフォーム瑕疵保険です。
リフォーム後工事箇所や対象となる部分に瑕疵が見つかった時、その登録事業者が補修を行います。登録事業者が倒産したり、その他の理由で補修ができない場合でも、お客様が補修費用を直接、保険会社に請求することができます。

どれだけ信頼できる業者にお願いしても人間が行う屋根リフォームですから、

千が一、万が一が起こってしまう事も残念ながらゼロではありません。

ホームページで、『屋根リフォーム、地元の優良業者をご紹介』といった広告が表示されます。サイトを訪れ、地元の複数の業者から一括でお見積もりが取れるというものなのですが、その実態はどのようなものなのでしょうか。

一番の問題なのはその業者の顔が見えないということです。その業者が本当に優良かどうかも分からず、紹介を受けたとしても、ホームページを持っていない業者も存在するので、優良かどうかの判断をするのは難しいでしょう。
見積もり一括サイトの運営社は業者にお客様を紹介することで手数料を得ています。

さらにその業者がお客様と契約した場合、成約料も業者から徴収します。
手数料と成約料を負担しているのは業者ですが、その分は結局、お客様の工事代金に上乗せされることになるのです。
どの業者もそれなりに広告宣伝費はかけていますし、これらの手数料や成約料をその代わりと考えれば悪いことではありません。

ただ、見積もり一括サイトに「今ならご契約で最大○万円貰えるチャンス」などと掲載されていると、これもお客様から出ているお金なんだなと考えてしまいます。