ウレタン防水のきっかけ

みなさま、こんにちは！
街の屋根やさん福岡西店　店長の下田です！

本日は、糟屋郡宇美町で実施したアパートのベランダのウレタン防水工事をご報告いたします。

「ボロボロになったベランダの床を直したい。」とご相談いただき、まずは調査を行いました。
防水層である表面の塗膜はひび割れ、ボロボロに剥がれていました。
劣化具合は一目瞭然、下地が剥き出しになり、まるで穴が空いているかのような見た目でした。

このままではどんどん剥離が悪化していってしまい、雨漏りの危険性も高まると判断し、
ウレタン樹脂塗料を重ね塗りする「ウレタン防水」を実施しました。

液状のポリウレタン樹脂を塗布する「ウレタン」防水については、以下の記事で詳しく解説しておりますので、ぜひ参考に読んでみてください。
▼ウレタン防水とは？メリット・デメリットとバルコニー・ベランダや陸屋根(屋上)への施工工程

【前回までブログ】
・糟屋郡宇美町にて防水層がボロボロ、触れただけで剥がれてくるアパートベランダ床の調査
・糟屋郡宇美町にて防水層が剥離したベランダのウレタン防水にともなう洗浄とプライマー塗布

ウレタン防水の様子

ウレタン塗料の「サラセーヌ」

今回のウレタン防水では、最高峰ともいえる「サラセーヌ」シリーズを使用しました。
中塗り剤として「サラセーヌK」、保護仕上げ剤（トップコート）として「サラセーヌT」を塗布していきます。

「サラセーヌ」は、AGCポリマー建材が開発・製造・販売している高機能なウレタン防水塗料です。
伸長性と耐久性に優れたポリウレタンゴムの特性を生かし、ベランダやバルコニー、屋上などのほか、テニスコートやプールサイドなど幅広く用いられています。
国内では30年以上の歴史があり、ウレタン防水のリーダーともいえる存在なんですよ。

最強のウレタン防水「サラセーヌ」を簡単にご紹介いたします！

• 密着性に優れる
• 塗り重ねて改修できる
• 凹凸面にも施工可能
• シームレスな防水層
• 保護層が不要

ウレタン防水は、どんな下地にもなじみやすく、密着性に優れているのが特徴です。
メンテナンスの際には、塗膜防水層を撤去せず塗り重ねて改修できます。

凹凸があったり複雑な形状だったりしても、継ぎ目のないシームレスな防水層の形成が可能です。
硬化するとゴムのように弾力が出るため、クッション性を持たせる保護層の塗布も要りません。

色が豊富で、必要に応じてラインを引くこともできるので、スポーツ施設や競技場などの防水にも最適なんですよ！

ウレタン防水完了

ウレタン防水の工事が完了しました。
ボロボロに剥がれていたベランダの床が、まるでうそのようにきれいになりましたね。

ベランダやバルコニーの防水工事は、ウレタン防水以外にもシート防水やFRP防水などがあります。
▼【防水工事】ベランダ・バルコニー・陸屋根に！種類を比較

目的や用途、費用に合わせて最適な工事を行い、雨水の浸入から大切な住まいを守っていきましょう。
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