日高市 雨漏りの意外な盲点！軒天、庇の付帯部塗装で防水工事
更新日：2021年9月10日
こちらは前回、フッ素系塗料での屋根塗装、下屋根塗装、シリコン塗料での外壁塗装が終わりました。
これまでの工事の様子はこちらをご覧ください。
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今回は、付帯部の塗装をおこなっていきます。
まずは、軒天の塗装です。
軒天は外壁から外側に出ている屋根の裏側部分をいいます。
屋根をぐるっと囲むように設置されていることが多いので、屋根と外壁の塗装をおこなうと汚れや傷みが際立って目立ちます。
普段は気にならなかったのに、黒くかびが発生していたり剥がれかかっている場所もあることが多いのが軒天です。
雨が直接当たるところではありませんが、屋根からの雨水が回ったり屋根裏に溜まる湿気を排出する構造上、塗装の防水効果がなくなってくると軒天板が雨水や湿気を吸収してしまいます。
その期間が長くなるほど、かびが発生したり軒天板が剥がれるなどの傷みが進行していきます。
雨水が軒天から屋根裏へ入り込んでしまったら、天井からの雨漏りへとつながることになります。
塗装は防水性をあげて、軒天を保護して雨漏りをさせないことが最大の目的です。
劣化が防げれば美観も保てますから、屋根や外壁塗装の際には一緒にメンテナンスを実施して欲しい場所のひとつです。
完成です。
外壁と一体化して、真っ白な軒天になりました。
塗装をおこなったことで、明るさもアップしましたね。
続いて庇の塗装です。
庇は、玄関や窓の上に設けられた小さな屋根です。
庇があることで、雨に濡れずに傘を畳めたり、窓を開けていても雨の吹き込みを防いでくれる便利な屋根です。
勾配のない構造であることが多いので、塗装の効果がなくなってくると水はけが悪くなり劣化が進みます。
庇の側面に雨水が伝い、そこから雨水が侵入してしまうこともあります。
雨水は徐々に浸透していくので、発見が遅くなることも多く腐食が進んでしまっていることもあります。
完成です。
白い外壁に茶色の庇が良いコントラストになっていて、とてもいい感じに仕上がりました。
金属製のシャッターも意外に汚れていて、さびも発生しやすい場所です。
高圧洗浄で汚れを洗い流したら、塗装で防水性を回復していきます。
外壁とともに美観が整い、キレイになりました。
紫外線や太陽光にさらされるうちに、塩化ビニール製の雨樋は柔軟性がなくなり固くなって割れたり、ひびが入ってしまうことがあります。
日当たりが良い場所こそ傷むので、足場設置を利用して塗り替えておくことがおすすめです。
付帯部だけの塗装を後日にすると再度、足場の設置が必要となり費用がかかります。
足場を有効に使って、お住まいのメンテナンスに役立てることが賢い節約につながります。
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