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上伊那郡飯島町本郷で、台風被害で鬼瓦落下！飾り棟撤去工事を行います！
更新日：2023年1月15日
長野県駒ケ根市にて棟瓦の撤去と、組み直し工事を行います。
今年の大型台風により深夜大きな音と共に、大屋根の鬼瓦が落下してきました。夜中の事だったためご家族にケガはありませんでしたが、万が一昼間に、、下に人がいたら、、と想像するとゾッとします。前回の現調で屋根に上がった所、飾りの下り棟がすべて落下寸前になっていたため、飾りの棟瓦を撤去する事になりました。
職人が棟瓦の撤去を始めています。
撤去を進めていくと、瓦の下は土居ノシの土が出てきます。棟瓦に隙間が出来て、中を雨水が流れていたため、土が少なくなっていました。さらに、
棟瓦を支えていた下地の木材は全て腐食しておりました。この現象が鬼瓦を落とし、雪の重みに耐えられず棟をずらしてしまう原因でした。この木材の腐食が全ての棟瓦の中でおこっていました。
万が一今年の冬に重たい雪が積もっていたら、全ての飾り棟は落ちてきた可能性があります。非常に危険な状態になっていたことが分かりました。
屋根の鼻先にある棟は、飾りとは違い平瓦の重なり部分をカバーしている部分となるため、撤去はせず組みお直しを行います。
工事前は下り棟がグネグネと曲がっていて、触れると崩れてしまいそうな感じでした。
棟を撤去し、崩れる心配がなくなりました。次回は棟の組み直し工事となります。お楽しみに！！
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