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石巻市流留│劣化した化粧スレートのカバー工事の解体~ルーフィング(1)
更新日:2024年2月8日
本日は石巻市流留で行ったカバー工事の初日、既存の雪止め金具の解体~防水シート(ルーフィング)施工までの様子のご紹介です。
こちらは築21年ほど経過した化粧スレート(コロニアルまたはカラーベストとも呼ばれる)の屋根ですが、屋根材の破片の落下に悩まされた施主様よりご相談を受け、屋根の調査を行ったところ、屋根材が著しく劣化していることが分かりました。
(屋根調査の詳細はこちら→石巻市流留│塗装したばかりなのに化粧スレート(コロニアル)が落下する屋根の調査)
落下の危険性だけでなく雨漏りの心配もあるため、早々のリフォームが必要であると判断し、葺き替えとカバー工法をご提案したところ、お客様のご要望により、既存の化粧スレートに「スーパーガルテクト」を重ねて葺く工事(カバー工事)を行うこととなりました。
雪止め金具解体(ルーフィングの下地づくり①)
それでは早速、解体を行います。
解体と言っても、今回はカバー工事(既存屋根の上から防水シートと新しい屋根材を葺く工事)ですので大規模な解体は不要です。ルーフィング(防水シートの施工)を貼る際に障害となる突起物を取り除き、屋根全体をフラットな状態に整えるための解体作業となります。
まずは既存の雪止め金具の解体から行います。
雪止め金具は、化粧スレートと一緒に取付けてあるので、化粧スレートを解体しないことには完全に取り外すことは不可能です。
屋根を均一にするためには、サンダーを使って
雪止め金具を根元から切断する必要があります。
雪止め金具を切断し、撤去しました。
軒先側の屋根の突起物がなくなり、フラットな状態になりました。次は棟側の解体作業となります。
棟板金と木下地の解体(ルーフィングの下地づくり②)
次は棟部分の解体です。
棟包み(棟板金)と、その下地である貫板(ぬきいた)を解体します。
まずはてっぺんにある棟包みの固定金具を外し、棟包みを剥がします。
棟包みの下地の貫板を留めている釘をバールで抜いて、貫板を外します。
棟部分の解体が完了しました。
屋根から突起物がなくなり、防水シートを貼る準備ができました。
ルーフィング(防水シート)施工
雪止め金具と棟の解体をした後は防水シートを施工します。
防水シートは通常ですとステープル(ホッチキスの針のような金具)で野地板に固定していきますが、カバー工法の場合は直接ステープルを野地板に打ち込むことができないため、
粘着層付きの改質アスファルトルーフィングを使用します。
今回使用するのは
田島社製のタディスセルフです。
軒先から棟に向かって十分に重なりを取りながらタディスセルフを貼り付けていきます。
シートとシートを100mm以上重ねることで、防水性を最大限に高め、野地板への雨水の浸入を防ぎます。
最後に棟部分を貼ってルーフィングは完了です。
雨漏りのしやすい壁際には
シートを立ち上げて、雨水の浸入を防いでいます。
ルーフィングが完了したら、次の工程でこの上に新しい屋根材(スーパーガルテクト)を葺きます。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
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髙橋屋根工業株式会社
〒986-0861
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