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宮城県川崎町│木の屋根材からガルバリウム鋼板屋根への葺き替え工事④本棟(棟板金)・破風・雨押え施工
更新日:2021年5月28日
宮城県川崎町の別荘地にて行った天然木屋根材からダンネツトップ4-1ワイドルーフへの葺き替え工事の様子を、数回に渡りご紹介してきました。
今回は工事の仕上げとして、本棟施工(棟板金取り付け)~破風・雨押え施工の様子をご紹介します。
前回の工事でダンネツトップ4-1ワイドの平葺き(平部の屋根材施工)までが終わりました。これから、ここに本棟を施工します。
ちなみに『棟』とは、屋根の面と面が合わさる山状の接合部分のこと指します。左の画像でピンクのラインで示した部分がそれに当たります。屋根の形状にもよりますが頂上にあるものが『本棟(大棟)』となります。
『棟板金(棟包み)』とは、この棟に設置される板金のことを指します。
棟板金を取り付ける前に、棟のラインに沿って木下地(鼻桟・貫板)を取り付けます。
木下地は、まず鼻桟を棟のラインを挟むように対にして取り付け、その上から貫板(ぬきいた)を同様に対にしてビス固定します。
貫板の取り付けが完了しました。使用する木材は全て防腐処理済みのものを使用しています。この上から棟板金を被せていきます。
貫板の上から屋根材と同質のガルバリウム鋼板0.35mm厚を加工した棟板金(棟包み)を被せ、横から下地の貫板に同色のステンレス釘で留め付けます。
棟板金と棟板金とのジョイント部分にはコーキングを打ち(捨て打ち)、そのコーキングの上から次の板金を被せこみます。
こうすることで棟板金のズレを防ぐと同時に、板金の微細な隙間から雨水が浸入するのを防ぎます。
棟板金取付前、貫板取り付けが終わった棟です。
棟板金の取り付けが完了しました。
棟板金の施工が完了したら、今度は破風板金を取り付けます。破風は、
風や雨から屋根や家全体を守る大事な役割があります。
破風板金の取り付けが終わりました。こちらも屋根材や棟板金と同じガルバリウム鋼板を加工したものを使用しています。
今回の葺き替え工事を行っているログハウスは、出窓等があり屋根が壁にぶつかる箇所(取り合い)が存在します。取り合い部分は異素材がぶつかるので隙間ができやすく、隙間からの雨水の浸入を防ぐために雨仕舞いが重要です。そのため、この部分には何重にも防水対策を施しますが、最後に取り付けるのが「雨押え板金」と呼ばれる鋼板の部材です。
先に下地として貫板を取り付けた上から雨押え板金を取り付けます。こちらは平行壁(屋根と外壁の取り合いのうち、地面と平行になる部分)に取り付けた雨押え板金です。
こちらは流れ壁(屋根と屋根の流れ方向に沿うように立つ壁との接合部分)。雨押えも、屋根材と同質・同色のガルバリウム鋼板を加工したものを取り付けました。
全ての工程が完了し、葺き替え工事完了です!
あとは足場を外してもらうだけです。
ドーマー(出窓)部分です。谷の納まりもきれいに仕上がっています。
葺き替え工事前のログハウスです。
天然木の屋根材が腐食したため、どんどん落下してなくなり、雨漏りの不安がありました。
葺き替え工事完了後のログハウスです。
高耐食・高断熱・強度に優れたダンネツトップ4-1ワイドで、もう雨漏りの心配はなくなりました。
宮城県内でも雪の多い地域ですが、8寸の急勾配屋根に雪が滑り落ちやすいガルバリウム鋼板を使用し、屋根に雪が積もりにくい仕様ですので、あえて雪止めは取り付けませんでした。
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