稲沢市に行ってきました。

今回は葺き替え工事をご検討中のお客様です

お話を伺うと現在雨漏りがあるそうです。何回か修理をしているがすぐに雨漏りが再発してしまうとの事でした。

また屋根の重さもこの先の地震を考えると心配との事でしたので早速調査にいってきました。

築60年以上との事です

屋根にはコーキングでラバー工法がされていました。

屋根のズレや浮きもあり雨漏りのピンポイントの特定は正直かなりむずかしい状態でした。

瓦屋根からの葺き替え工事という事なので屋根材の選択肢はたくさんあります。

葺き替え工事後の候補
・陶器瓦（今と同じタイプ色・形デザインは豊富です）
・スレート屋根
・アスファルトシングル
・板金屋根
・ハイブリット樹脂屋根

ざっくりとあげるとこんな感じです。

陶器瓦は今の瓦と性質は同じです。

今と同じ和瓦や平板瓦といった同じ粘土から出来ていますが色や形は豊富です

気になる重さですが、現在の屋根が土葺き工法なので約300kg/坪となります。

しかし今は土を使わないので約150kg/坪と約半分ほどの軽さとなります。

同じ瓦でも工法が違うので屋根の軽量化にはなりますね。

上の屋根材の中で一番軽いものは板金屋根となります。（金属屋根）

今はガルバリウム鋼板という従来のトタンよりも耐久性の高い物が主流です。

板金屋根の場合、物にもよりますが約20~25kg/坪と瓦と比べると格段に軽いです。

しかし注意が必要です。

屋根材自体が薄いので

断熱・遮音といった点では瓦に劣ってしまいます。

もちろん断熱材付きの屋根材もあるのである程度の対策は出来ます。

どこを優先するかで選ぶ屋根材は変わってきます。

葺き替え工事をご検討中の方は是非街の屋根やさん名古屋東店にご相談ください！


今回はある程度の軽量化・見た目をあまり替えたくないとのことで同じ陶器瓦となりました

今回は図面がありませんでしたので実測をしていきました。

瓦の場合は一枚あたりの幅がある程度決まっておりますので枚数を数えて寸法をとることがあります。

後日見積を提出することになりました