あま市で屋根の調査 漆喰の剥がれと棟のズレについて
更新日：2022年8月2日
本日は気温が３９度も行くような灼熱の暑さでした。
屋根表面は８０〜９０度近くまで高くなるのでとても暑いです。
しかし大切な住まいの屋根になにかってはいけませんので調査に行ってきました。
屋根は陶器瓦が葺かれておりました。
お客様からのご要望で屋根の調査をすることになってのですがきっかけは庭先に落ちていた漆喰の欠片です。
庭先に白色の塊が落ちておりよく見てみると漆喰でした。屋根を見上げると漆喰の欠片のような物がポツポツと落ちており心配になったそうです。
実際に屋根に上がってみました。
まずは瓦の割れ等がないかを確認します。
瓦の割れはありませんでした。
漆喰が剥がれると中の土が流出しやすくなり棟の崩れといった症状に繋がります。
棟瓦が積まれているのですが土が流れていました
よーく見てみると植物の根の様な物が見えました。
たまに棟から植物が生えているのを見かけますが、あまりいい状態とは言えません
なぜかというと植物が生えるという事は棟の内部に雨が侵入しているということです。
ですので雨漏りのリスクが高くなっています。
またこの状態の場合ですと、漆喰を塗っただけでは直らないので棟の取り直し工事が必要です。
棟の取り直し工事とは
棟を一度解体して積み直す工事のことで、漆喰よりも手間と費用がかかります。
しかし漆喰工事では原因の解決にはなりませんので棟の取り直し工事をおすすめしました
お客様には今の屋根の状態を説明させて頂き棟の取り直し工事のご提案をさせていただくことになりました
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