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下諏訪町|スレート屋根の寿命とカバー工法によるメンテナンス提案
更新日:2025年11月4日
こんにちは、街の屋根やさん松本諏訪平店です。
諏訪湖の東に位置する下諏訪町は、湖面からの湿気と山あいの冷気が交わる地域。
そのため、屋根や外壁に“湿気の影響”が出やすい場所でもあります。
今回は、15年前に外壁塗装をさせていただいたお客様から「今度は屋根も見てほしい」とご相談をいただきました。
外壁は当時のグラスコート塗装がまだしっかり保たれていましたが、
屋根は経年と気候の影響で傷みが進行。
雨上がりにも乾かない屋根面を見て、
「これはもう寿命が近いですね」とお伝えせざるを得ませんでした。
お客様からのきっかけは「塗装の時期かな?」という軽いお悩みでした。
しかし、実際に屋根に上ってみると、
表面のスレート材が雨を弾かず、苔がびっしりと張り付いていました。
この屋根は「スレート瓦」と呼ばれるセメント系の屋根材。
軽くて施工しやすく、コストも手頃なため全国で普及していますが、
防水性は“塗膜”に頼っているため、10〜15年で塗り替えが必要になります。
今回の屋根は築25年ほどで、前回の塗装から15年以上経過。
塗膜の防水力はすでに失われており、雨水を吸い込みやすい状態でした。
「塗るだけで直るかも」というお客様の思いを踏まえつつも、
屋根の寿命を考え、カバー工法での葺き替えをご提案する流れとなりました。
スレート屋根は「軽量・施工性・コストバランス」に優れる反面、防水層が塗膜頼りのため、紫外線や凍結の影響を強く受けます。
特に下諏訪町のように、冬は氷点下、夏は強い日差しという気候では、“熱膨張と凍結膨張”の繰り返しにより、塗膜がひび割れ、そこから雨水が浸入します。
屋根材の内部に水分が染み込むと乾きが遅くなり、北面では常に湿気を含んだ状態に。
それが苔や藻の発生原因となり、屋根表面が常に濡れたままの状態をつくってしまいます。
雨が止んで数時間後にも関わらず、段差の部分に水が残っていました。
これは塗膜の撥水性能が失われ、屋根材そのものが水を吸い込んでいるサイン。
乾かない部分は、次第に苔の温床になります。
このような状態では、塗装をしても下地から剥がれてしまうため、**“塗り替えだけでは不十分”**という判断になりました。
北面・東面は日照が弱く、湿度が高くなりやすい箇所。
苔は屋根材の表面に水分を蓄え、常に湿った環境をつくります。
こうなると塗料が密着しづらく、仮に塗装しても長持ちしません。
屋根を根本的に守るためには、“新しい防水層”を持つ金属屋根材でカバーする方法が有効です。
割れや欠けなどの大きな損傷は見られませんでしたが、素材の劣化が全体に進行していました。
スレート自体が湿気を含み、内部のセメントが粉化し始めているため、塗装では回復が難しい段階です。
屋根のメンテナンスには大きく分けて「塗装」「葺き替え」「カバー工法」の3つがあります。
このお宅のように下地がまだしっかりしている場合は、
**既存の屋根の上に新しい屋根を重ねる“カバー工法”**が最も合理的です。
💡カバー工法のメリット
🪶提案した屋根材「ディートレーディング社製 デュプロマット」
今回おすすめしたのは、
天然石粒が吹き付けられた高耐久金属屋根「デュプロマット」。
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メーカー30年保証付き
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表面に天然石粒があり、雨音をやわらげる静音性
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金属屋根ながら見た目が柔らかく、高級感のある質感
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雪が滑り落ちにくく、雪止めの効果も期待できる
「金属屋根は雨音が気になる」というお客様のご心配にも、
石粒コーティングがしっかり対応してくれます。
見た目も重厚で、塗装では出せない高級感が得られます。
スレート屋根は10年を過ぎた頃から少しずつ劣化が進みます。
塗装だけで対応できるのは、あくまで“下地が健全”な場合のみ。
雨を吸い込む・苔が繁殖する・乾きが遅いなどの症状が見られたら、それは屋根が寿命を迎えているサインです。
今回のように、屋根材自体が弱っているときは、カバー工法による屋根リフォームがもっとも現実的で経済的。
「今やるか、後で高くつくか」――この判断が家の寿命を左右します。
街の屋根やさん松本諏訪平店では、無料点検で状態を見極め、最適なご提案を行っています。
お客様の声
「塗装だけで済むと思っていましたが、
写真を見せてもらって“濡れたままの屋根”を知り驚きました。
苔を放っておくと屋根材が傷むと聞き、カバー工法の提案を受けて納得。
今は長く安心して暮らせそうです。」
担当者よりひとこと
下諏訪町は湖からの湿気が多く、
スレート屋根の北面にはほぼ必ず苔が発生します。
乾かない屋根は塗っても長持ちしないため、
素材自体を守る“屋根カバー工法”をおすすめしています。
デュプロマットのような石粒付き屋根材なら、
静かで断熱性も高く、デザイン面でも満足いただけると思います。
🏔️【地域コラム:下諏訪町の気候と屋根メンテナンス】
下諏訪町は諏訪湖の北東側に位置し、標高はおよそ760m。
湖の湿気と山からの冷気が合わさり、朝夕の気温差が大きい地域です。
冬場は放射冷却による凍結が多く、屋根の水分が凍って膨張する“凍害”が起こりやすいのが特徴。
また、湖面からの風で霧や湿気が屋根に付着し、乾きにくい環境をつくるため、塗膜の寿命が短くなりがちです。
こうした気候に強いのが、天然石粒付きの金属屋根。
耐候性・防音性・断熱性に優れ、冬も夏も快適な屋根環境を保ちます。
「うちの屋根、最近コケが増えてきた…」
「塗ってもすぐ剥がれそうで心配…」
そんなときは、街の屋根やさん松本諏訪平店の無料点検へご相談ください。
📍対応エリア:下諏訪町・諏訪市・岡谷市・塩尻市・松本市ほか中信地域
📷 現地調査・写真撮影・お見積りまで無料で対応いたします。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
株式会社イトウ住建
〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
長野県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane.iida@tanoshi-reform.com
株式会社たのしいリフォーム
〒395-0811
長野県飯田市松尾上溝6314-2

屋根カバー工法の初回アンケート
神奈川県のお客様に工事前のアンケートに答えていただきました!
神奈川県 | 屋根カバー工法
- Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 築30年以上で、屋根は棟板のみの交換だったのでそろそろかな?と考えていた。業者の選定をどうするか?が課題だった。
- Q3.弊社をどのように探しましたか?
- ネットで家の近くの屋根専門業者を探した
- Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- すぐ連絡をとった。大丈夫な(信頼出来る)会社か?不安だった。
- Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
- ネットで信頼できそうかな?と感じた
- Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
- 専門知識があり大丈夫そうだと感じた
屋根カバー工法の工事後アンケート
工事後のアンケートに答えていただきました!
- Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- 専門家としての知見/技術が有るか。それを信頼できるか。
- Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
- 住まいるホーム(株)
- Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- ご担当者が単なる営業でなく、質問に即答されて技術的にも信頼できそうに感じた。費用が予定枠に納まった(納めていただいた)
- Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
- ほぼ予定通り進めていただき、仕上りも大丈夫そうなので安心している。都度、御担当者から進捗のメールで報告いただけた
- Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- 技術と工事進捗管理+費用もリーズナブル

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

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弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。