工事前と漆喰撤去の様子

甲斐市の2階建ての和瓦の住宅で漆喰の修繕工事を行いました！

今回は屋根全体の漆喰の補修作業をさせていただくことになりましたので、作業の様子をご紹介させていただきます。

漆喰とは瓦の棟部分にある、つなぎ目を埋めてある白いところです。

写真は工事前の漆喰の様子です。

表面の漆喰が剥がれ、中の土が流れ出てしまっています。

屋根の上で一番大切な棟部分にダメージが出てしまう前に補修をお勧めしました。

ここから漏水したり、土がなくなって、棟瓦がズレたりする可能性があるので、定期的にメンテナンスが必要な個所です。

まずは一度、すべての漆喰を剥がす作業を行いました！

土などをきれいに掃除し、漆喰を塗る準備をしていきます。

材料紹介

材料は【シルガードの白】を使用しました。

シルガードは南蛮漆喰と呼ばれており、通常の漆喰より、防水性や耐久性が高いものです。

【街の屋根やさん山梨店】では漆喰の補修作業では毎回この材料を使用しています。

漆喰補修作業の様子

漆喰の作業風景をご紹介します。

この日は気温が高く、甲斐市の最高気温は35度以上でした。

日中は瓦も熱くなり、下にシートを敷かないと作業ができない状態です。

職人もいつもより、多く休憩しながら、作業に取り組みました。

今回は雨樋の工事もありましたので、足場を設置させていただきました。安全に作業できます。

道具の紹介

道具はこのようなものを使用します。

【ツル首】と呼ばれており、先端が曲がっているので、鶴に似ているからですね！

この道具があれば小さい隙間にも漆喰を詰め込むことができます。

全て手作業で行っていきますので、時間がかかりますが、約20年に一回の工事なので丁寧に仕上げていきます。

漆喰工事完成の様子

漆喰の補修が完成した部分の写真です。

最後にすべてきれいに清掃します。

こちらは足場設置後、3日間で作業が完了しました！

漆喰はメートルで3500円（税別）から承っております。


下から見て、漆喰の色が変色していても、部分的に汚れているだけの可能性もあります。

まずはどのような状態なのか、メンテナンスが本当に必要なのか

現地を見させていただければと思います！

屋根の上の調査費は完全無料になっております。

山梨県内の漆喰補修作業は【街の屋根やさん山梨店】に是非、お問い合わせください！