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堺市北区にて老朽化した波型スレートにコーキング補修で雨漏り解消!
更新日:2025年4月23日
こんにちは、街の屋根やさん堺店です。
堺市北区にて築約50年の
瓦・波型スレート屋根住宅の雨漏り補修工事の様子をご紹介します。
現地調査の結果、屋根の接続部にある波型スレートが老朽化して隙間から雨水が浸入していると判明しました。
「今後の建て替えをふまえて必要最低限の工事で済ませたい。」とのお客様のご希望に沿い、波型スレートの
ボルト締め直しとコーキング補修を丁寧に施工します。
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スレート部分は苔が広範囲に繁殖しており、見た目だけでなく防水性にも影響を与えていました。
まず刷毛やヘラを使用して、苔やこびりついたゴミを除去します。
丁寧に清掃することで、補修材の密着性が高まり、施工の持ちが良くなります。
しかし、こちらのスレートは老朽化して脆くなっているため破損の恐れがあり完全に綺麗にすることは難しく、可能な範囲で取り除きました。
波型スレートを固定しているボルトの締め直しを行います。
古くなった屋根では、風の影響や金属の錆びなどでボルトが緩んでいることが多く、雨漏りや屋根材の飛散を引き起こす原因になります。
中には錆びが激しく、締め直すことができないボルトもありましたが、ねじ山がまだ機能している場合には締め直しが可能です。
全体を点検し、締め直しが可能なボルトを丁寧に締め直していきました。
コーキング材の密着性を高めるためにシーリングプライマーを塗布します。 この工程を怠るとせっかくコーキング補修してもすぐに剥がれてしまう可能性もあるため、見えない部分ですがとても大切な作業です。
細かなひび割れやボルト周辺など、
すべての補修箇所にプライマーを丁寧に塗布しました。
老朽化し、ボルトの抜けや割れて雨漏りしていた波型スレートの補修工事が完了しました。今回はお客様のご希望により最小限の補修工事を行いましたが、やはり屋根材の強度も落ちて脆くなっています。
建て替えをご検討されているとのことですが、その前に再度不具合が起こる可能性もあり、張り替え工事をおすすめさせていただきました。
▶大波スレートと小波スレートの最適なメンテナンス方法
今回ご紹介した住宅のように築約50年が経過した屋根では、今後部分的な補修では対応できないケースも増えてきます。
室内に雨漏りしてしまうと天井板や部材の劣化など被害が拡大してしまうため、トラブルが起きる前に対処しておく事がおすすめです。
屋根全体の劣化状況やお客様のご希望・ライフプランに合わせて最適なメンテナンス方法を一緒に考えてまいりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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被害が出る前!? 出た後!? 屋根工事はどちらがオトク
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