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熊本市南区|錆びが進行したトタンは塗装よりも張り替えがオススメ
更新日:2021年5月28日
こんにちは、街の屋根やさん熊本店です。
今回は熊本市南区で錆びてしまったトタン屋根のご相談を受け、現地調査にお伺いしました!
建物詳細 2階建て木造住宅(現在空き家)
屋根材種類 セメント瓦とトタン
相談内容
今は空き家だが今後住む予定があるので、屋根のトタン部分の塗装を考えている。念の為、瓦の点検もお願いします。
お客様のお家は大屋根がセメント瓦、下屋(1階にかかる屋根)と玄関横がトタン屋根でした。
今回はトタン屋根部分の見栄えが気になるという事で、塗装をお考えとの事でした。
早速調査を開始します!
こちらは下屋のトタン屋根です。
元々白く塗装されていたそうですが、赤褐色に錆びています。
トタンは一度錆び始めると、どんどん錆びが進行していきます。
錆びたトタンは見栄えが良くないだけでなく、強度も下がり、進行すると穴が開いてしまう事もある為、メンテナンスが必要ですね。
玄関横のトタン屋根も、ほとんどが錆びで変色していました。
このようなトタンの変色が気になるという事で、お客様は塗装をしてほしいとご希望でした。
しかし、このように錆が進行したトタンへの塗装はあまりお勧めしません。
なぜ錆びが進行したトタンに塗装はおススメできないの?
そもそもトタンとは、表面に亜鉛でメッキ加工されている鋼板を指します。
1906年に初めて作られ、『金属屋根といえばトタン』という程広く使用されるようになりました。
しかし、メッキが剥がれると錆びやすく、20年ほどで素材の寿命を迎えてしまいます。
今回のお客様宅のトタンも既に耐用年数を超えている為、塗装を行ったとしても今後長くは使えないと判断しました。
参考記事
セメント瓦の大屋根には全体的に大きなズレや歪みもなく、漆喰には、特に大きな問題はなさそうです。
しかし、瓦の一部に苔やカビが生えていました。
これはセメント瓦の塗装が劣化しているサインです!
セメント瓦は通常の和瓦と異なり、表面に塗装を施し防水性を保っています。
塗装が劣化してくると、水分を吸収してこのように苔やカビの胞子が繁殖しやすくなります。
その為、セメント瓦は定期的に塗装メンテナンスを行って、防水性を保つ必要があるのです。
今後長く住む予定であればセメント瓦の塗装もおススメしましたが、今回はトタンの補修のみをお考えという事でした。
今回はお客様にトタンの塗装がおススメできない理由をご理解いただいた上で、
トタン屋根をガルバリウム鋼板に張り替え
のご提案・御見積書を作成しました。
| 屋根材 |
トタン |
ガルバリウム(GL鋼板) |
| メッキ成分 |
亜鉛 |
アルミニウム 亜鉛 ケイ素 |
| 塗装の目安 |
5~7年ごと |
10年ごと |
| 耐久性 |
×(10~20年) |
〇(20~30年) |
| 遮熱性 |
× |
〇 |
| 錆びにくさ |
× |
〇 |
トタンもガルバリウムも、表面にメッキ加工を施している鋼板ですが、
メッキ成分の違いによって耐久性や錆びにくさ、遮熱性などの性能が異なります。
塗装の周期もガルバリウムの方が長くなる為、メンテナンスの費用も手間も少なくなりますよ。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇
本格的に梅雨シーズンを迎え、住宅のトラブルも多くなります。
今は雨漏りしていなくても、雨が続くと雨漏りし始める場合もあるので、
『最近家のメンテナンスをしていないなぁ』『屋根の状態はどうなっているんだろう?』
など、少しでも気になる所があればお早めにご相談くださいね♪
街の屋根やさん熊本店
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-kumamoto@dune.ocn.ne.jp
くまさんホーム株式会社
〒861-2234
熊本県上益城郡益城町古閑88−8


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