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寝屋川市で雨漏りをしている日本瓦の調査に伺いました。
更新日:2023年1月11日
屋根状況です。
この瓦は塩焼き瓦といいまして現在存在しない瓦です。
粘土から形成して窯で高温で焼く際に塩を投入して焼いているためにこういった名称になりました。
例えば仮に悪い箇所などがあった場合似たような色の釉薬瓦で代用したりできますので安心してください。
先程の写真でもお分かりのように一番てっぺんの棟部の瓦にズレや欠損があります。
そして経験上この瓦は大変良く滑りますのでこういった棟瓦が歯抜け状態ならまた瓦が落ちたりしたときに車や歩行者がいたら大変なことになります。
屋根全景です。地瓦が全体に軒先側にずってきています。
現在の工法は瓦の下に桟木を打って瓦の裏側にある爪にひっかけて瓦自体に釘を打っていますので、こういった瓦のズレはなくなりました。
昔は瓦の下に葺き土を敷いてかわらを押さえ、くっつけていただけなので年数が経てば瓦と葺き土が離れてこのようにズレが生じます。
棟瓦の端には鬼瓦が立っています。
鬼瓦は棟木から銅線を出して緊結していますが、年数が経つと銅線が劣化して細くなり最後には切れてしまいます。
写真の鬼瓦ももしかしたら中の銅線が切れてしまっている恐れがあります。
棟瓦の下には漆喰を塗っていますが、こちらも塗り直しなどをしていないためにかなり傷んだ状態になっていました。
放っておくとこの漆喰や漆喰の内側にある土が流れ出して軒先にまで流れ、軒樋にたまる可能性があります。
そうなればスムーズな排水が出来なくなり本来と違うところから雨水が溢れてしまうかもしれません。
所々に瓦の表面が剥がれている箇所がありますがこれは瓦の凍害と言って瓦の中の水分が寒さによって凍ってしまいそれが膨張して瓦自体を割ってしまう現象です。
これも同じく軒先の雨樋に詰まって排水の妨げになる恐れがあります。
写真向かって左側は南面で太陽が当たっている面です。
それに比べて右側は北側なので凍害瓦がたくさんあるのが見てわかります。
瓦表面の写真です。
瓦には高低差があり低いところに水が流れていきます。低いところに凍害箇所があるのでこれから年数が経てば被害が拡大していきます。
お客様には現状写真を見ていただき説明の上、年数的なことも踏まえて軽くて飛ばない瓦での葺き替え工事のご提案をさせていただきました。
本年もよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
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