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美濃加茂市のスレート屋根は塗装が必要?ドローンで色あせや劣化を調査
更新日:2026年10月29日
美濃加茂市のお客様から、「屋根の見た目が以前より白っぽくなってきて、傷みが進んでいないか心配」とご相談をいただき、私たちが現地調査に伺いました。
地上からでは細かな状態がわかりにくい屋根でしたが、建物全体を見た第一印象としては、スレート屋根の表面に広く色あせが出ていることが気になりました。
今回はドローンも活用しながら、大屋根から下屋根、軒先や雨樋まわりまで順に確認し、今後どのようなメンテナンスが必要になるかを丁寧に見極めていきました。
屋根の高い位置から確認すると、棟から軒先にかけてスレートの色味が全体的に薄くなっており、経年による表面劣化が進んでいる様子がうかがえました。
特に屋根の端部は風雨の影響を受けやすく、紫外線も長年蓄積するため、塗膜の保護機能が落ちやすい部分です。
現時点で画像から大きな欠けやズレまでは確認できませんでしたが、
塗膜の劣化が進んだスレートは水はけが落ち、汚れや湿気を抱え込みやすくなります。
そのままの状態が長く続くと、素材自体の傷みが進み、将来的にはひび割れや雨水の浸入につながるおそれがあります。
少し角度を変えて見ても、屋根面には均一だったはずの塗装の艶が失われ、スレート一枚一枚の表面が乾いた印象になっていました。
こうした変化は、塗膜が摩耗して
防水性が弱まり始めているサインとしてよく見られます。
屋根材そのものは住まいを守る大切な一次防水ですが、表面保護が弱くなると雨のたびに負担が積み重なっていきます。
すぐに室内へ雨漏りが出るとは限りませんが、見えない下地へ影響が及ぶ前に状態を把握しておくことが重要です。
建物を俯瞰して確認すると、大屋根だけでなく下屋根も含めて同系統のスレート材が使われており、全体として同じような経年変化が見られました。
屋根は面ごとに傷み方が違うことも多いのですが、今回は広い範囲で色あせが進んでいたため、部分的な劣化というよりも、
屋根全体がメンテナンス時期に近づいている印象です。
特に大屋根と下屋根の接続部や取り合い部分は、雨水の流れが変化しやすく、板金まわりに負担がかかりやすい箇所です。
こうした部分の劣化を見逃すと、後から雨仕舞いの不具合につながる可能性があります。
下屋根を含めた全景では、屋根材の並び自体は大きく乱れていないものの、表面の退色がはっきり確認できました。
ドローンによる調査は、普段見えない位置まで安全に確認できるため、屋根全体の傾向をつかむのにとても有効です。
今回のように、局所的な破損よりも全体の表面劣化が目立つ場合は、目先の補修だけでは不十分になることがあります。
屋根全体の保護機能が少しずつ低下していると考え、広い視点で判断することが大切です。
軒先側まで視線を移すと、雨樋の近くや屋根の下端に汚れの付着が見られ、雨水が集中しやすい部分ならではの負担が感じられました。
軒先は雨水が最後に集まる場所であり、雨樋がうまく機能しないと水の跳ね返りや滞留が起こりやすくなります。
画像から深刻な変形や外れまでは断定できませんが、こうした箇所に汚れが蓄積すると排水不良のきっかけになることがあります。
さらに、
軒先まわりの湿気が続く状態は、周辺部材の劣化を早める要因にもなります。
別の角度から軒先を確認しても、スレート表面の色あせは屋根の中央だけでなく下端部まで続いていました。
部分的な一時的汚れというより、長年の紫外線や風雨によって少しずつ進んだ経年変化と見てよい状態です。
軒先は風の巻き込みや雨の吹き上げも受けやすいため、表面保護が落ちたまま放置すると劣化の進行差が大きくなることがあります。
現段階では大きな破損の有無だけでなく、
今後の傷みを防ぐ予防的な対応が必要かどうかを判断する時期に入っていると感じました。
今回の美濃加茂市での現地調査では、スレート屋根全体に色あせが見られ、あわせて軒先や雨樋周辺の状態も丁寧に確認する必要があることがわかりました。
優先順位としては、まず屋根材の割れや板金の浮き、雨樋の詰まりや固定状態などをさらに近くで点検し、雨仕舞いに関わる不具合がないかを確認することが先決です。
そのうえで、屋根材の保護機能を回復させる方法として、スレート専用下塗り材を使った屋根塗装や、必要に応じて棟板金・ケラバ板金などの補修を組み合わせるご提案が現実的です。
もし劣化の進行が想定以上であれば、塗装だけでなく防水紙の状態も踏まえてカバー工法の検討が必要になる場合もあります。
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