金属屋根が大きく剥がれている状態でした

こんにちは！街の屋根やさん山梨店です！

今回は、甲府市で台風並みの強風と金属屋根の錆びの影響(強度の低下)で、屋根材が剥がれて大破しまっている建物の調査をいたしました。

剝れた部分からは、屋根下地が見えており、屋根内部に漏水が生じている様子でした。

屋根下地・・屋根の２次的な防水機能を持つ部分で、近年は、防水シート(ルーフィング)が敷設されています。今回は設置されていませんでした。

部分的に金属屋根をガルバリウム鋼板で貼り替え補修(下地の防水シート敷設・芯木交換含む)を行い、その上で屋根塗装工事をご提案いたします。

・屋根補修後は、捲れた金属屋根の状況によっては、再度被せ直し破れをコーキング処理し、元通り繋ぎ合わせます。

お早目に、ご相談いただけて本当に良かったです。

屋根内部や室内への雨漏りに発展してしまうと、当然修繕費用も高くなってしまいます。また、剝れた屋根材が飛散して、事故が起こる可能性もありました。

雨が降ったらひとたまりもありません

ご覧のように、屋根材が捲れた部分からは、グレーの屋根下地が見えています。

水分を含んでいる様子から、雨漏りまであと一歩というところでございました、、。

次に雨が降ったら、室内に雨漏りしてしまう可能性が非常に高いです( ﾟДﾟ)

捲れた金属屋根の屋根材を修理する際には、まず捲れた部分を取り外して、新しい屋根材(ガルバリウム鋼板など)で置き換えることが一般的です。捲れた部分を放置すると水が侵入しやすくなるため、早めの修理が重要です。

今回のような、部分的な屋根修理は、お安い昇降用階段という、簡易的な足場で対応可能です(*'▽')５万円(税抜き)～となります。

錆びが出て強度的にも低下しています

こちらの屋根は正式名称で、瓦棒葺きトタン屋根と呼ばれます。

トタンも表面に錆びが出て、随分と腐食している様子です。錆びは強度の低下を意味します。

捲れた屋根部分は、勿論新しいものに貼り替えますが、これくらいの腐食状態であれば、ケレンで錆びを落とし、塗装でも錆びを止め、新しい塗膜を作ることで、防水性を回帰できると判断しました。

ケレン作業は、金属屋根塗装では高圧洗浄を行った後、スクレーパーで表面の錆びを削り落とし、金属たわしで細かい錆びを削り落とす作業です。ケレンで錆びを落とし、微細な研磨傷で塗料のあしつけ(付着性)を向上させます。

風による飛散も心配です

地上から見ても、屋根材が浮いている様子がお分かりになるかと思います。

少しメンテナンスされていない、期間があったように感じます。

放置された瓦棒葺きトタン屋根には、風によるさらなる剥がれや浮きが発生する可能性があります。これにより、屋根の防水性が低下し、雨水が浸入して建物内部に被害を及ぼす可能性があります。

また、捲れた屋根材が飛散した場合、通行人や周囲の建物に被害を与えるリスクも考えられます。これから台風が多くなる時期でございます。そのためにも、屋根の定期的な点検とメンテナンスが重要です。

実際に、剝れた屋根材が風でユラユラ揺れている様子も、確認できました、、。現状をお施主様にご報告し、早めの屋根修理をご提案いたします。

弊社は甲府市の屋根・外壁修理塗装工事を得意としております！