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ひたちなか市で屋根工事前に太陽光パネルを撤去し屋根洗浄！順序が大切
更新日：2024年8月1日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は屋根カバー工事の前に行った
太陽光パネルの撤去と、既存屋根の洗浄の様子をお届けいたします。
取り外すパネルの総数は40枚、屋根材はコケやカビの発生とひび割れが目立つスレートです。
カバー工事を始める前段階の作業を、順を追ってご紹介したいと思います
(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)現場調査の記事➤
ひたちなか市でソーラーパネル付き屋根のリフォームを検討中！現場調査
今回ひたちなか市で行う工事は、今までの屋根に新しい屋根を重ねるカバー工事です。
現在の化粧スレート屋根に設置された太陽光パネルは、リフォームを実施するにあたり、設備ごと取り外す必要があります。
太陽光パネルは、寄棟屋根の北側以外の東・南・西側の三面に設置され、全部で40枚にもなります。
まず分電盤のブレーカーをオフにして、電気の流れを遮断します。
地上よりもさらに太陽に近い2階はパネルへの照り返しが非常に強く、遮るものがない屋根の上は酷暑との闘いになります。
極力短い時間で終わらせるべく、電気工事士を含めた5名のスタッフを動員して撤去開始です(๑•̀ •́)و✧！
5名体制で太陽光パネルを解体
モジュールの架台を取り外し中
連携して40枚のモジュールを外し、その下の架台も順次解体していきます。
太陽光パネルは設置されて13年程度で、発電量も特に落ちていないそうですが、お施主様は先々のために処分してほしいとのご要望でした。
処分用に一箇所に集められたパネル
パネルと架台を全て撤去した屋根
取り外されたモジュールと架台は、搬出しやすいように一箇所にまとめておきます。
8時からスタートした作業は、10時過ぎには無事に完了しました⸜(*ˊᗜˋ*)⸝
この後屋根洗浄に入りますが、ここで気を付けなければならないことがあります。
屋根に残された四角い金具は、架台を固定するための留め具です。
アンカーと呼ばれるもので、こちら住宅は屋根に孔をあけてビスを打ち込み、その上に細長い架台を渡す方法で施工されていました。
昨今はビスを使わないキャッチ工法が主流で、屋根に負担をかけずリスクの少ないアンカーレス架台が多くなっています。
金具は「屋根材＋防水紙＋野地板」まで貫通してビス留めされているので、金具を外して洗浄するとビス孔から水が染み込み、雨漏りに繋がってしまいます。
そのため、「金具を残した状態で屋根洗浄を行い、しっかり乾燥させた後に金具を外す」という順序が大切なんです( ｡•̀_•́｡)
因みにビスの長さは6㎝、1アンカーに4本使われているので、少なく見ても200個以上の孔が屋根にあけられていたことになります。
屋根材に直接ビスを打ち込む方法は、コーキング処理などの防水加工をしっかり行わないと、後々施工不良といった問題を起こす可能性もあり、注意が必要です。
既存の屋根にこびり付いたカビ
スクレーパーで頑固なカビを除去
洗浄作業を行う前に、まず屋根材の間にまで入り込んでいるカビを除去します。
根が張ってしまったカビは、高圧洗浄でもなかなか落とせないため、スクレーパーを使用して一つずつ削り取っていきます。
こちらの屋根は、旧クボタ（現ケイミュー）製のザルフという種類で、同じメーカーのコロニアルNEOと非常に似た特性を持ち、調査の段階で
「ひび割れ・剥がれ・欠け」が多く見つかっています。
温存する屋根の破損がこれ以上ひどくならないように、洗浄する際は水圧を適宜調節しながら、長年蓄積した汚れを順次洗い流していきます。
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洗浄前の太陽光パネル撤去跡
洗浄されて綺麗になった撤去跡
太陽光パネルが置かれていた場所は埃が溜まりやすく、汚れて変色していました。
丁寧に洗い落とされ、撤去跡もようやく元の屋根の色に戻りましたね！
洗浄が完了した翌日、屋根が十分に乾いたことを確かめ、架台の固定金具を全て取り外し、ビスが打ち込まれていた孔にはコーキング材を充填します。
コーキング処理された箇所には、防水力が高く切れにくいブチルテープを貼り、ビス跡を保護しました。
全ての孔に同様の処理を行い、これでようやくカバー工事の下準備が終わりました。
太陽光パネルを撤去し、洗浄と金具のビス孔の処理を施した屋根に、新しい防水紙を敷設します。
以前よりも耐久性に優れ、耐用年数も長い改質アスファルトルーフィングで屋根全体を覆います。
敷設中の改質アスファルトルーフィング
改質アスファルトルーフィングの設置完了
二次防水の機能を持つルーフィングを設置するので、金具孔があいていても問題はないのですが、念には念を入れるのが街の屋根やさん水戸店です！
対策ができると思えば、ちょっとしたことでも手をかけて実践しているんです(•̀ᴗ•́)و ̑̑
屋根工事はどこまでこだわって行うかが、その会社の信用だと思います。
当店をご指名くださるお客様は、価格もさることながら、
細かな気遣いが見られる施工や、失敗しない工事を求められていらっしゃいます。
完成後には隠れて見えなくなる場所ほど、実はとっても大切なんですよ～。
この続きは、後日改めてご紹介いたします。太陽光パネルが載ったスレート屋根がどのように変わったのか！？よろしければまたお立ち寄りくださいね
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