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福岡市城南区で雨漏り調査、屋根材の劣化や棟板金の浮き、外壁のひび割れなど複数の要因を発見
更新日:2024年7月19日
街の屋根やさん福岡西店 店長の下田です!
本日から、福岡市城南区で行った屋根のカバー工事をお伝えしていきます!
ピアノを置いている部屋で雨漏りが発生しているとご相談をいただき、現地調査に行ってきました。
経年劣化による苔、カビ、ひび割れが見られたほか、棟板金の浮きとコーキングの劣化も散見されました。
屋根材が長年の漏水で下地ごと沈んでいる状態で、大雨による水たまりができたのが雨漏りの原因と特定しました。
また、窓付近のコーキングも劣化しており、外壁からの雨漏りにつながっているのがわかりました。
では調査の様子を見ていきましょう。
まずは雨漏りしているピアノ室から確認しましょう。
天井にうっすらシミができています。また、クロスが浮いて剥がれてしまっています。
天井のクロスの剥がれはお部屋の中の水分が多いと伸び、乾燥すると収縮します。その伸び縮みを繰り返す内に粘着力が弱まり、剥がれを生み出します。
雨染みができていることからもお部屋の中へ雨漏りの影響が広く出ているものと思われます。
実際にお部屋の上の屋根に昇ってみると、劣化の状況がわかります。
屋根の下地ごと沈んでしまっており、塗装の剥げや浮きの状況からも、だいぶ劣化が進んでいることが見て取れます。
屋根の全体の様子も見ていきます。
こちらのお宅では屋根材としてスレートを使用していますが、建ててから一度も塗装していないそうで、
苔とカビが生え、棟板金(屋根の頭頂部にある金属の板)には浮きが見られます。
先ほどとは反対側の棟板金を見ると、さびと歪み、浮きが生じています。
屋根材のスレートにはひび割れている箇所も複数見つかりました。
苔とカビがひどいのがわかりますね。
スレートはセメントを主成分として板状に伸ばした屋根材で、加工はしやすく安価なことから広く普及しています。
非常によい商品ではありますが、セメントを主成分にしているため、そのままでは防水性がありません。
塗装を施し、その塗膜による防水機能をもっています。
屋根の色褪せが見えたり、苔やカビがある状態はすでに防水性を損なっており、このままでは屋根材自体の耐久性を著しく下げてしまうこと。放置してしまい、その下にある防水紙や野地板まで傷めてしまうと思わぬ大がかりな工事に発展してしまうこともあり、早期な対応が必要です。
指で差しているところは、コーキングが剥がれている部分です。
屋根材と板金の取り合い部のコーキングが劣化すると、雨水が侵入し、こちらも雨漏りを引き起こします。
ピアノ室の出窓のコーキングは乾燥してひび割れ、一部欠損しています。
外壁には大きなひび割れも見つかりました。
雨漏りの原因は屋根だけでなく、外壁からの場合も多くあります。
屋根や外壁に以下のような不具合が見つかった場合は、これから雨漏りする、もしくはすでに雨漏りしている可能性が極めて高いです。
・屋根材の浮き、欠損・コーキングの劣化、剥がれ・金属のさび・漆喰の劣化上記のような症状が見られたら、できるだけ早く
屋根の修理を行い、被害の拡大を防ぐことが大切です。
次回は、足場の組み立てとルーフィングの設置をお伝えします。
アスファルトシングルの屋根材
「オークリッジスーパー」を使ったカバー工事も、続けてご報告しますので、ぜひ最後までご覧くださいませ。
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