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利根町のお客様、銅板屋根に穴が空いているので直して下さい。とのご依頼。直ぐに無料現調に伺いました。
利根町 屋根材(金属)
【工事のきっかけ】
銅板屋根に穴が空いています。見て下さいとのご依頼。直ぐに伺い屋根に上がってみて見ると、確かに穴が空いていました。その数は80カ所以上ありました。
このまま放置しておくと屋根材の裏側に雨水が侵入し屋根を腐食させてしまいます。
直ぐに銅板で重ね葺きを行い、雨水が侵入しないように施工しました。施工事例を見て下さい。
基本情報
- 施工内容:屋根材(金属)
- 施工期間:1週間
- 築年数:32年
お客様からの電話で、銅板屋根に穴が空いているので見て下さい。とのご依頼。
屋根の造りは、腰葺き屋根でした。屋根に上がり見て見ると穴が空いていました。
数えてみると80カ所以上になります。
原因は酸性雨です。腰葺き屋根の場合30年以上経過すると穴が空いてしまいます。
又これから紹介しますが銅板の谷もそうです。
銅板屋根で施工した全世帯がこの様に被害を被ります。
もちろん、銅板の雨どいもこのように穴が空きます。
40年以上前までは、銅板で施工すると万年物だと言われ、農家造りの建物には多く採用され使用されました。
その時点では酸性雨がもたらす被害について誰も解りませんでした。
このままでは屋根瓦から流れ落ちた雨水は、空いている穴に侵入し屋根を腐食させてしまいます。
今、メンテナンスをしなければ大変な事になります。
銅板の収縮により、そこにひずみが集中し切れた屋根部分です。
右側の写真にもあるように、下屋の屋根は左から右迄1枚物の銅板で作成されています。
銅板屋根は線路のレールと同じで夏は伸びて冬は縮ます。暑さ、寒さの度に収縮を繰り返しています。
一枚物の銅板で作成されていたため、収縮のひずみが一番弱いところに集まります。
それで上の写真の様に屋根材が切れたのです。
数えて見ると多数ありました。
このままでは雨水が屋根材の裏側に侵入し腐食してしまいます。
対策を取る事といたしました。
ところどころ切れた銅板屋根に部分屋根材を作成し取り付けているところです。
部分屋根材を取り付ける際に、張り合わせの部分にコーキングを十分に充填し、取り付けました。
もちろん私たちはプロの職人ですので、ただ張り合わせただけでは有りません。
上の屋根材の下ハゼをめくり上げ、部分屋根材の上ハゼと組んで、取り付けてあります。
絶対に外れる事は有りません。
腰屋根の最上段屋根材と一文字瓦の取り合い部分は穴が空いている為、全通しで銅板の重ね葺きをしました。
重ね葺きをする際に穴の空いている部分には防水テープを貼り付け、その上から屋根材をとりつけました。
(左上の写真)
本谷に上の瓦からの雨水が流れ落ちて穴が空いていました。
半田を盛り付け塞ぎました。
(右上の写真)
本谷の水下部分に穴が空いている現状写真です。
谷の下側に同じ銅板を差し込み、上にコーキングで処理しました。
(左側写真)
本谷部分に雨水が垂れ落ちてくるところにコーキングで穴が空かないように少し盛り付けて塗り付けました。
(右上写真)
小さな穴を発見しました。
同じようにはんだ付けで処置しました。
腰葺き銅板屋根の最上部に、全通しで銅板を重ね葺きした完了写真です。
下屋の銅板屋根の部分補修の完了写真です。
腰葺き屋根は前の写真に有るように、通しで重ね葺きした完了写真です。
お客様が足場に上がり、修復が完了した屋根をご覧になり、「本当に良く直してくれてありがとうございます。これで安心して過ごすことができます、」とお褒めの言葉をいただきました。
又家を建てる事は無いと思いますが、二度と銅板を使用することは無いでしよう。と話されました。
私たちはお客様が安心して住んでいただける事に貢献できた事が何よりの励みです。
仕事が終わり、お客様の笑顔を見るのが一番です。
「街の屋根やさん龍ヶ崎店」も建築板金工事業として創業してから50年以上になります。
その間、氏神様の屋根に始まり、農家造りの化粧の家、社寺、仏閣と銅板工事を手掛けて参りました。
その時は、酸性雨がこの様な被害をもたらすとは思いませんでしたので一生懸命施工していました。
今は銅の雨どいも内側にステンレスを施し酸性雨に耐えられるようになっています。
また、建築様式も銅板からカラーステンレスに移り、様々なところに使用されています。
世界の気候変動は著しく私たちの生活に影響を与えています。
メーカーではこれからの気候に対応できる様々な建築材料が研究開発されています。
私たちも日常の勉強を怠らず、お客様のニース゜に対応しなければなりません。
これからも研鑽を怠らず日々を送って参りたいと思います。
何か建物の事でお悩みの際はお電話下さい。お客様にとって一番良い提案をお持ちします。待っています。
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