街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

本日ご紹介する施工事例は【川西市　太陽光パネル脱着】屋根カバー工法工事の施工事例と費用のご紹介となります。

築年数が古くなってくると、屋根って驚くほど劣化しますよね。
放置しておくと雨漏りに発展するケースもあるので、そうなる前に対策を行っていきましょう！

「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください！
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この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。

【川西市　太陽光パネル脱着】現場紹介

それでは、今回の現場を紹介していきます。

【建物情報】
・エリア　川西市
・築年数　27年（２階建て木造住宅）
・屋根材　スレート屋根　※現在雨漏りなし
・工法　　カバー工法と太陽光パネルの脱着

15年ほど前にスレート屋根に太陽光パネルの設置、10年ほど前に屋根の塗装工事を行ったとのことでした。

今回行うカバー工法とは、既存のスレート屋根の上から新しい屋根材を葺く工法です。

過去に行った塗装が剥がれ、苔が発生している状態です。

ひび割れが発生している箇所も多く見受けられます。

このように、スレート屋根の場合の塗膜剥がれやひび割れが発生している状態を塗装のみで修繕しても、根本的な劣化や水漏れの原因の部分は解消されません。

カバー工法であれば新しい屋根材を被せる為、防水性や耐久性も大幅に向上させることができます！

【川西市　太陽光パネル脱着】太陽光パネルの撤去

こちらが、太陽光パネルと下地金具の撤去を行った様子です。

下地金具は基本的には再利用しますので、無くさないように保管しておきます。

ボルトなどが錆びてしまっている場合は交換する必要がありますので、別途費用が必要になります。

また、外した太陽光パネルは足場のステージへ仮置きしておきます。

下まで降ろしてしまうと、パネルを破損させるケースがありますので、可能な限り、下まで降ろさないようにします。

太陽光パネルの下地金具はスレート屋根にビスで貫通され、固定されていました。

この部分から雨漏りする可能性は高くなるので、ビス穴をシーリングで補修しておきます。

太陽光パネルを設置しているおうちで、このビス穴から雨漏りしてご相談を受けるケースが非常に多い為、注意が必要です。

【川西市　太陽光パネル脱着】最も大切な防水シートの設置

屋根の一番高いところにある「棟板金」（むねばんきん）を外して、新しい防水シートを既存のスレート屋根の上に貼っていきます。

こうすることで、新たな屋根材と既存の屋根材の間からの水の侵入を防ぐことができます。

既存の屋根材の下にも防水シートは貼ってありますが、重ね張りすることで、更に防水性を高めることができます。

築年数も27年とのことで、既存の防止シートの寿命も過ぎているのでこのほうが安心です。

今回使用する「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートは35年以上の耐久年数となります。

また、この「改質アスファルトルーフィング」は従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。

施工が比較的容易で、長持ちするため、費用対効果も良いとされている防水シートです！

【川西市　太陽光パネル脱着】お勧めの屋根材「シルキーG2」

ここで、新しい屋根材をご紹介いたします。

今回使用した屋根材はガルバリウム鋼板屋根の「シルキーG2」です。

材質がガルバリウム鋼板なので、とても軽く、蚊帳のカバー工法にはよく使用されます。

屋根に新しい屋根材をひっかけて、ビスで固定していきます。

今回使用した【シルキーG2】についても少し詳しくご紹介します。

【シルキーG2のメリット】
・断熱材が入っているので断熱効果が高い
・非常に軽量で重量はスレート屋根の4分の１
・屋根材同士を引っ掛ける工法で台風・地震に強い
・ガルバリウム鋼板なので割れることがない

【シルキーG2のデメリット】
・瓦屋根に比べると重厚感・高級感は劣る
・20～25年で色あせ、塗装する必要がある

お色の展開も5色あります。
・ブラック
・ブラウン
・ギングロ　
・グリーン
・ワインレッド

今回はダークブラウンを使用しました。

【川西市　太陽光パネル脱着】各部の仕上げ作業

それでは棟板金を取り付ける準備を行います。

棟板金を取り付ける際は、
・下地の強度確認
・貫板の位置
・シーリング材の使用
・ビスの締め付け
・取り付け方向

など様々なことに気を配りながら設置していきます。

棟板金を取り付けた後のお写真がこちら。

強風などで最も飛ばされやすい部分なので、しっかり固定されているか確認して、棟板金の取り付けは完了です。

天窓も忘れず作業していきます。

天窓はガラス周りから水が漏れることもあるので、カバー工事を行う際は状態を要チェックのポイントとなります。

ここでは、
・水切りを適切は角度で取り付け
・防水シートと窓のフレームの隙間を密着させ
・継ぎ目や接合部にシーリング材を打ち
最後に防水テストを行います。

屋根の外壁の取り合いには「雨押え」と呼ばれる水切りを取り付けていきます。

これは、屋根材と同じガルバリウム鋼板でできており、雨が入ってこないようにするための部材です。

最後にシーリングを打って、完了です。

【川西市　太陽光パネル脱着】太陽光パネルの復旧作業

初めに取り外した太陽光パネルの復旧を行います。

既存のパネルは固定金具をビスで屋根材に貫通させて固定していましたが、新しいものは屋根材に挟み込んで取り付ける金具に変更しています。

これで、屋根材に穴をあける必要もなくなったので、雨漏りの心配もありません。

この金具はシルキーG2専用の固定金具となっており、別途費用が必要になります！
（1個当たり1,000円程度）

最後にパネルを復旧していきます。

太陽光パネルをガルバリウム鋼板の屋根材に取りつける際は以下のことに注意します。

1. 重量負荷　鋼板屋根の強度と耐荷重を確認し、太陽光パネルの重量が支えられるか確認する
2. 取り付け位置　パネルの配置は、影を最小限にし、最大の太陽照射を受ける位置を選ぶ
3. 取り付け具　ガルバリウム鋼板に適した取り付け具やブラケットを使用し、漏水のリスクを防ぐ
4. 防水対策　ネジや取り付け部にシーリング材をしっかりと使用し、浸水を防止する
5. 定期点検　設置後は定期的に取り付け部や鋼板の状態を確認し、問題が無いかチェックする

どれも問題なければ、これですべての作業は完了です。

こちらが完工写真です。

今回の工事で使用したシルキーG2には、メーカー保証が付いております。

・表面の色あせ15年　
・表面の錆の発生20年　
・表面の穴あき25年

そして更に、弊社の保証として、「雨漏り・強風による飛散」に対する15年間の工事保証をお付けしております！

アフターメンテナンスとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的にご安心いただけます。

今回の費用ですが
・屋根カバー工事1,250,000円（屋根面積125㎡）　
・足場150,000円　
・太陽光パネル脱着200,000円
でした。

費用に関しては屋根の状態や形状などによって変動することもございます。
ご参考にご覧いただけましたら幸いです。

この度は、ご成約いただきありがとうございました！

屋根の状態というのは雨漏りでもしない限り、目にする機会がない方がほとんどです。

ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。

無理をせず、プロにお任せください。

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

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