石岡市の雨漏り原因となったスレート屋根の部分です。

以前大工さんにお願いしたという箇所は、つぎはぎだらけで、雨漏りが遭っても全くおかしくない状態でした。。。

ご連絡いただいた当日に見せていただいた、室内の雨漏り箇所も、直してもらったはずのスレート屋根の箇所が原因ですね。

屋根の施工をお願いする際には、施工中の写真・施工後の写真を撮影して報告書などにおこしてくれる業者に依頼をすると安心です。

契約前に必ず確認をしましょう。

被害に遭ったのは屋根と室内だけではありません。

軒天も痛んでいました。

ちょっと見ずらいですが、勾配があるあたりの軒天を見ていただくと痛んでいることがお分かりいただけるかと思います。

痛んだ軒天は撤去していきます。

屋根の垂木（たるき）と野地板（のじいた）部分がみえていますが、こちらは問題はありませんね。

上記写真とは対照的な、小屋裏の写真です。

屋根を支える、垂木（たるき）と野地板（のじいた）には白色腐朽菌（ふきゅうきん）の被害がありました。

軒天は雨漏り箇所から少し離れていたので、ここまでの状態ではありませんでした。

白色腐朽菌は、シイタケやヒラタケやマイタケなどの美味しいキノコをつくる菌でもあります。

木の傷口から侵入して、木材の主成分を分解して腐朽させていきます。

森林や食卓では活躍する白色腐朽菌ですが、家では見かけたくないですね。

痛んだ軒天を撤去した箇所に、新しい軒天を貼っていきます。

軒天の張り替えは全面ではなく一部となります。

張り替えた後に同じ塗装をすることで、統一感のある軒天になります。