街の屋根やさん宝塚店の魚住です。
本日は【芦屋市　ひび割れたスレート屋根】カバー工法の施工事例のご紹介です。

スレート屋根の中でも代表的な「カラーベスト屋根」は阪神淡路大震災以降に普及し、現在でも多くの屋根材として使用されています。

ただ、スレート屋根は古いものですと、「アスベスト」が含有されており、処分するのに費用が高くなってしまいます。
今回の既存の屋根材はアスベストが含まれているタイプでした。

ですが、カバー工法であれば、既存の屋根は撤去せずに新しい屋根材を葺くことができるので、処分費用を気にしなくて済む、おススメの工法です。

「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください！
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【芦屋市　ひび割れたスレート屋根】現場紹介

こちらが今回の施工現場になります。

・エリア　芦屋市
・築年数　27年（2階建て木造住宅）
・屋根材　スレート屋根（カラーベスト）
・工法　　カバー工法

かなり大きなおうちで、屋根の傾斜がきつく、屋根上にも仮設足場を設置しての作業となります。

通常の足場費用は150,000円前後となりますが、今回のように屋根足場を設置する場合は追加となる足場費用が50,000円程度必要です。

「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

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今回のスレート屋根へのカバー工法をご提案した理由をご紹介いたします。

27年間１度もメンテナンスをしていなかったことから、屋根全体で撥水機能が低下しており、苔だけでなくカビも発生している状態でした。

それに加えてスレート屋根の弱点であるひび割れも多数発生しており、中でも一部は飛散してしまっている状況でした。

塗装という選択肢もございましたが、今後も長くお住まいになりたいとのことでしたので、応急的な工事ではなく、カバー工法をご提案させていただいた次第です。

【芦屋市　ひび割れたスレート屋根】必要不可欠な防水シートの設置

スレート屋根へのカバー工法では、始めに防水シートを貼っていきます。

もちろん既存の屋根の下にも防水シートは貼ってあるのですが、従来の防水シートの耐久年数は25年程度となっております。

築年数が27年とのことですので、すでに寿命が来ているかと思われます。

また、屋根がきれいに見えても、防水シートが破れてしまったりしていると雨漏りしてきますのでお気を付けください！

屋根に貼る防水シートには様々な種類があります。
その中でも弊社がおススメしているのは「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれる防水シートです。

従来の防水シートと比べてゴムの繊維が含まれているので、屋根材を固定する際にビスなどを貫通させても漏水しない素材になっています。

耐久年数は35年以上となっていますので、長期的に雨漏りの心配をしなくても良い、優秀な防水シートとなっております。

【芦屋市　ひび割れたスレート屋根】広告には書いていない費用3つ

スレート屋根のカバー工法の施工を検討する際、費用というのはとても気になる部分だと思います。

金額を見て「安い！」と思った業者に飛びつくのではなく、表示価格には何が含まれているのか確認をするようにしてください！

今からご紹介する3つの施工場所は、よく広告の表示価格に記載されていない部分となりますで、良ければ名前だけでも憶えていただければと思います。

一つ目は「水切り」

新しい屋根材を含めの下準備の段階で設置します。
これは、屋根の先端部分（軒先）に取り付ける部材となります。
雨水が屋根から外壁や基礎に直接流れ込むのを防ぐためのものです。

材質は「ガルバリウム鋼板」と呼ばれる鉄とアルミの混合金属で、錆に強い部材となります。

費用は１ｍ当たり約1,700円～

二つ目は「ケラバ板金」

屋根の側面を隠すような板金材です。

屋根の形によってはケラバがないおうちもありますが、ほとんどの場合は存在します。

このケラバ板金には屋根の端部や軒裏を保護し、雨水の侵入を防いでくれる役割があります。

費用は１ｍ当たり約1,900円～

最後に三つめは「谷板」

こちらも屋根の形状によってはないおうちもあります。

この「谷」と呼ばれる部分は屋根の中では一番水が流れる場所となりますので、この部分にもガルバリウム鋼板の部材を取り付けていきます。

雨漏りしないように丁寧に施工を進めていきます。

費用は１ｍ当たり約2,000円～

以上3つは、見積もり時に必ず、表示金額に含まれているか確認しましょう！

【芦屋市　ひび割れたスレート屋根】カバー工法でおススメの屋根材

【芦屋市　ひび割れたスレート屋根】のカバー工法で使用した屋根材をご紹介します。

IG工業さんが製造元の「スーパーガルテクト」です。

本現場で使用した、IG工業スーパーガルテクトは、夏場は「屋根裏の温度が15度も涼しくなる」と言われています。
厚さ12ミリの断熱材が取り付けられているからだそうです。

遮熱塗装とは比べ物にならなくらいの断熱効果を発揮してくれますので、暑い夏に向けてぜひ施工を検討いただき、効果を実感いただきたいです♪

屋根材はビスでしっかり固定しているので台風や地震の対策にもなります。

【芦屋市　ひび割れたスレート屋根】仕上げの作業

さて、今回スレート屋根のカバー工法をさせていただいたおうちですが、とっても素敵な外観でした。
ですが、いざ工事するとなると、「こんな複雑な形の屋根、工事できますか？」とお客様も少しご不安だったようです・・・

ご安心ください！
街の屋根やさん　神戸宝塚店では経験豊富な職人さんがきれいに施工いたします！

きっと皆さまにもご満足いただけることと思います。

新しい屋根材を葺き終えたら、貫板（ぬきいた）と棟板金（むねばんきん）を取り付けていきます。

貫板とは、屋根に取り付ける細長い板材で、屋根全体の強度と安定性を高める役割を持つ部材です。

今回は16ミリの杉の貫板を使用し、ビスでしっかり固定し、台風に強い下地の完成です。

いよいよスレート屋根のカバー工法、最後の工程です。

先ほど設置した貫板に棟板金を被せていきます。

材質は屋根材に使用したスーパーガルテクトと同じ、ガルバリウム鋼板でできているので、錆にも強く安心です。

こちらもビスでしっかりと固定していき、台風対策も万全にしていきます。

【芦屋市　ひび割れたスレート屋根】カバー工法に必要な費用

スレート屋根へのカバー工法は弊社の場合1㎡当たり10,000円の単価で施工を行っております。

屋根の形状や面積、状態によっては費用は変動することもございますが、平均的な目安として参考にしていただけましたら幸いです。

この度は、ご近所の方からの報告で初めて自宅の屋根の状態を把握されたとのことですが、ご提案内容・作業にもご満足いただけたようで、うれしい限りです。

ご依頼いただきありがとうございます！！

屋根の状態というのは中々目にする機会がない方がほとんどです。

ですが、屋根の上に上がって状態を確認するのは危険が伴います。
※今回は屋根の傾斜が急だったため、現場調査は屋根には上らず、高台から状態を確認しました。

無理をせず、プロにお任せください。

現状のお困りごとはもちろん、先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

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