街の屋根やさん宝塚店の魚住です。

本日は「色あせない屋根材を使用したリフォーム工事」についてご紹介いたします！
築年数が15年ほど経過してくると、ご自宅の屋根や外壁などのメンテナンスやリフォームをご検討される方も増えて参ります。

中には「この機会に」と今回のように屋根と外壁をまとめてリフォームしてしまおう！という方も多いんです。
どちらもご紹介すると長くなってしまうので、本日は屋根のリフォームのみご紹介させていただきます！

「修理するかどうかはわからないけど、屋根の上って見えないし、私の家の場合はどのくらいの費用が掛かるのか気になる・・・」

など、気になる点がございましたら弊社の「無料点検」をご利用ください！
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この施工事例は街の屋根やさん神戸西店でもご紹介しております。

尼崎市にて屋根のリフォームを行った現場のご紹介

こちらが施工現場になります。
・エリア　尼崎
・築年数　25年（3階建て木造住宅）
・屋根材　スレート屋根（カラーベスト）
・工法　　屋根：カバー工法
　　　　　外壁：サイディング貼り・シーリング打ち替え・塗装

となります。
その他、雨樋の交換やベランダの防水工事も行いましたが、こちらは別の記事でご紹介いたします。

屋根リフォームでカバー工法を行う前の下準備

今回ご紹介する「カバー工法」は既存の屋根の上から新しい屋根を葺く工法となります。
既存の撤去することなく工事を進めますので、費用も比較的リーズナブルな工法ですのでお勧めです！
今回は棟板金が邪魔になるのでこちらを撤去してから作業に進みます。

下地材となる貫板（ぬきいた）も併せて撤去していきます。

黒くなっている箇所は木材が腐食しているため変色しています。
屋根を支えるうえで重要な役割を果たす下地剤が腐食すると、台風などの強風で飛ばされやすくなってしましますので注意が必要です。

ご自身では中々確認するのも難しいかとは思います。
そんな時はぜひ街の屋根やさん宝塚店まで「無料点検」をご依頼ください！

屋根リフォーム工事で防水シートを貼ることの重要性

それでは屋根のリフォーム工事の第一段階、必要不可欠な「防水シート」を貼ります。

長期的な雨漏り対策を行う場合、防水シートを新調する必要があります。なぜなら屋根からの雨漏りの原因のほとんどは、は防水シートの劣化が原因です。
塗装工事を考えられる方も多くいらっしゃるかと思いますが、塗装では雨漏りを防ぐことはできませんのでお気を付けください。
現在市販されている防水シートの耐久年数は約30年と言われています。

建物の築年数が20年を超えている場合はカバー工法をお勧めします。

屋根のリフォーム工事で新しい屋根材を葺く前には、一般的に屋根の各部に「水切り板金」というものを取り付けていきます。
水切り板金は、屋根や壁の端に取り付けられ、雨水や雪解け水を効果的に排水し、建物内部の浸水を防ぐ役割を果たす金属製の部品です。簡単に言うと、水切り板金は屋根や建物を雨や雪から守り、内部の損傷を防ぐ大切なパーツです。

美観を損なわないようデザインもされているので、既存のスレート屋根の端部が隠れるよう、水切り板金を取り付けていきます。

ここで一つ、屋根リフォームの際の費用に関するポイント
水切りの数は工事費用を左右します。（数が多くなると費用も比例してアップ）
むやみにたくさんつけrば良いというものでもないので、現場を見ながら必要、かつきちんと雨漏りから建物を守ることのできる数でご提案させていただきます。

写真の矢印がさしている箇所を「谷」と呼びます。
屋根がV字形状に交わる場所で、最も雨水や雪が集まりやすい場所になっています。この谷部分で水の流れを効果的に管理し、建物内部への浸水を防ぐ効果があります。
その為、ほかの部分よりも防水性を担保できるよう防水シートを何重にも重ねて貼るのですが、併せて「谷板金」と呼ばれる部材も取り付ける必要があります。

先ほどご紹介した通り、最も水が集まる場所になりますので、材質は錆に強いガルバリウム鋼板を使用しています。

今回は屋根に天窓が設けられていました。

とっても素敵なのですが、どうしても雨漏りの原因となることがあるため、対策としてしっかり板金材などを使用して備えることが必要となります。

もし天窓がご不要になった場合は撤去することも可能ですので、工事前に必要な方はご相談ください。

色あせない屋根材「ディーズルーフィングさんのディプロマットスター」

それでは今回の注目ポイント、色あせない屋根材のご紹介です！

今回使用した色あせない屋根材、ディーズルーフィング社の「ディプロマットスター」です。
表面に天然石を吹き付けてあるので色あせしないんです。

色あせない以外にも魅力的な特徴がこちら
・既存のすれ＾と屋根に蔵出て軽量である
・台風や地震に強い
・材質がガルバリウム鋼板であるため割れない

といった特徴があります。

先ほどご紹介した屋根材はビスで固定していきます。

屋根の棟や谷のところは、専用の工具で切断してサイズを合わせていきます。

なるべく隙間を作らず葺いていくのも大切なポイントです。

天窓周辺の仕上げとおススメの工事

天窓の周辺に屋根材を葺いている様子です。

こちらは繰り返しになりますが、雨漏りしやすい場所となるため、屋根材と板金材の間に止水材の「防水シーラー」と呼ばれるものを挟み込んで施工していきます。
これで雨漏り対策もばっちりです！

天窓から雨漏りする原因のもう一つはガラスパッキンの劣化も考えられます。

屋根のリフォーム作業や修理をする際は、ついでに天窓のガラスのシーリングを新しくすることはおススメです！

屋根のリフォーム完了後の天窓の周りの仕上がりの様子です。
小さな隙間も見逃さず、しっかりと雨漏り対策も行い、安心の仕上がりです！

屋根リフォーム作業の仕上げ「棟設置」

それでは天窓の次は屋根の仕上げをしていきます。

切断した屋根材の付近に防水シーラーを貼っていきます。
この屋根材は厚みが15ミリほどあるので、隙間から雨が入ってこないようにするためきちんと止水をしてきます。

その上から今回のリフォーム工事の仕上げとなる棟を設置していきます。
棟は屋根の一番てっぺんに設置されるのですが、今回新調した屋根材と同素材なのでこちらも色あせや割れの心配がないのもうれしいポイントですね。

台風などで飛ばされたりしないよう、ビスでしっかり固定していきます。

今回は玄関の上に小さな下屋根もあったのでこちらも大屋根と同じ要領でリフォーム作業しています。

屋根のリフォーム工事の仕上がりの様子です！

今回使用した色あせない屋根材、ディーズルーフィング社の「ディプロマットスター」は普段より多く使用されている「IG工業スーパーガルテクト」に比べると少し高くなりますが、その分見た目の高級感も増しますね。
時間が経っても色あせしないのも魅力的です。

費用は1㎡当たり11,000円～の単価でご案内しておりますので、今から屋根のリフォームを検討される方はぜひ選択肢の一つとしてご検討ください。

今回は屋根と外壁の二つのリフォーム工事をご依頼いただき、その屋根の部分の施工内容をご紹介させていただきました。

現状のお困りごとはもちろん、数年先のことまで視野に入れてご提案をさせて頂きます。
皆様のお困りごとを解決できるご提案ができるよう一緒に考えて参りますので、気になる箇所は何点でもご相談くださいませ！

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