宇都宮市で雨戸戸袋の吹き付け塗装を行い完工しました。
更新日：2024年5月17日
吹き付け用の養生をしました。
吹き付けでの塗装は手塗りと違って細かい塗料が飛散しやすい為、外壁や軒天等に塗料が付かないよう養生を足場側に引っ張って養生を固定しています。
養生撤去の際に、ガムテープの粘着が残らないようにする為、捨て養生としてマスキングテープを先に貼り付けてから、その上にガムテープ付きのマスカーを貼っています。
関西ペイントのザウルスEXⅡ赤錆色を使用していますので板金や木部の下塗り材として適した塗料です。
傷んだ板金表面でも密着性が高く、表面を強固させる為上塗りの仕上がりを良くしてくれる特長を持ちます。
塗装を行う前には、板金表面と塗料の密着性をさらに高めさせる為のケレン作業を行い、小さな傷を付けています。
下塗り材と相性の良い塗料として、関西ペイントの弱溶剤シリコン樹脂塗料を使用しています。
下塗り材がきちんと塗り込まれていることにより、弱溶剤シリコン樹脂の特長である艶がムラなく出て綺麗に仕上がります。
中塗りでも十分な艶が出て綺麗に仕上がりました。
下塗りと中塗りでは十分な艶は出るので見た目は綺麗ですが、塗膜が薄い為、劣化した際に下塗り材が透けてしまいます。また十分な耐久性や耐候性が発揮できないので、上塗りを行い、塗膜を三層を作ることによってさらに耐久性を高め、耐候性も向上させます。
吹き付け塗装が完了し、すべての塗装が終わり完工しました。
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