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四国中央市の蔵の日本瓦の葺き替え現場。屋根裏部屋の養生と棟へぎを実施しました。
更新日:2024年5月16日
まずこの蔵は天井裏に小部屋があります。通常の家に見られる薄い天井板を取り付けているのではなく、しっかりとした床板が敷かれているので普通に人が歩いたり、物が置ける状態です。その上は屋根板になっているので瓦や土、杉皮を取り除けると屋根板の隙間から土が嫌でも落ちます。今回のような屋根裏が小部屋になっている場合は自由に歩けるので建物の中からブルーシートで養生していきます。
瓦や土で屋根が重くなっているのでそれを支えるために大きな柱がいくつもあります。物や柱をかいくぐって、出来る限り全体にシートを養生していきます。
養生が終わったら足場に付いている養生シートを広げます。
周りも道路で土煙も飛散しますから安全の配慮です。
ここは高速道路に近い山側の立地なので
やまじ風が吹く四国中央市でも特に風を強く感じる場所です。そのため瓦にはコーキング(接着剤)で飛ばないようにしています。
逆に瓦を除ける時はこのコーキングはとてつもなく厄介です。カッターナイフで切れ込みを入れながら徐々に取り除けていきます。全ての隙間を埋めているとビクともしないので、コーキング処理の有無でもかかる時間が大きく変わります。
切り込みを入れながら棟の雁振(1番上に被っている瓦)が取れだしました。言っても接着剤で固めているので隣の瓦や下の瓦が一気に取れて崩れていく場合もあるので気を付けます。
上から1~2段くらい取り除けた進捗です。
外側の白い部分はモルタルです。
・雨を内側に侵入させないようにする。・土を湿気から守る役割があります。
昔の瓦、棟だけでもすごい土です。
当時の職人さんはこれを手作業で運んでたんですね。
今回はシュート(滑り台みたいなもの)を設置しての投げ下ろし作業です。なので土の塊はジョウレンという大きめのチリトリに土を入れて滑らします。土煙出ますが滑らす方向は敷地内側なのでこの処理が可能でした。それにしても土の塊1つでも重たいです。
棟の取り除けが終わり次は地伏せへと移ります。
棟の取り除けと養生は合田も手伝いました。棟は7mほどでした。
3人で約半日ですね。
土が落ちた瓦は滑りやすいのでこの先も安全作業を心がけます。
続きは次回。
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