甲府市でシート防水工事と壁面ウレタン防水工事の合わせ技！密着工法で塗膜計３層！
更新日：2024年4月27日
今回は、甲府市でシート防水工事と壁面ウレタン防水工事の合わせ技！密着工法で塗膜計３層を形成するための下準備の様子をご紹介します。陸屋根、壁面に対しては、剝れにくいウレタン密着工法を実施し、平場部はシート防水工事の機械的固定工法を採用します。
陸屋根、平場部分のシート防水工事では機械的固定工法を採用しました。この工法は、防水シートを下地にディスクで固定することで雨漏れを防ぎます。多少の凸凹のある下地でも対応可能であり、通気性も確保しながら、雨水の侵入を防ぐ効果が期待できます。現在、雨漏れ進行中であるため、通気を確保する必用性があることから施工しました。
一方、壁面にはウレタン防水工事の密着工法を選択します。この工法は、これはウレタン樹脂塗料を直接下地に塗布し、高い防水機能を維持する工法です。密着工法は繋ぎ目が存在しない(シームレス)ため、複雑な形状の場所にも施工が可能です。風の巻き込みを一切許しません。
さて、早速壁面に適合プライマーを塗付していきます。
▼前回までのブログ
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今回の邸宅の陸屋根では、強風により壁面のシート防水が大きく捲れ、剝れた状態でした。また同じように、シート防水工事を施工しても再発する可能性【大】と判断しました。壁面は角(隅)も存在し、シートがそこから剝がれやすいです。対して、ウレタン防水工事はウレタン防水塗膜を塗付することから、継ぎ目がなく(シームレス)仕上げる事ができ、壁面などの複雑な形状に非常に向いています。
また、壁面には水分が含まれていないことも大きいです。今回の邸宅は雨漏りしているため、平場部には湿気の通気が可能な防水工事が必用とされ、シート防水工事の機械的固定工法を採用しました。壁面であれば、ウレタン防水工事の密着工法の最大のデメリットである、下地や建物に含まれた水分や湿気の影響を受けやすいという点を上手に解消することができます。
今回の邸宅の陸屋根に平場部、壁面とハイブリッドで防水工事をすることにより、工期短縮を図り雨漏り被害の早期解決を目指しました。全て、火災保険適用工事の中で再発防止を図って工事内容を決めております。
メッシュの材質はガラスで出来ております。ガラス繊維の補強メッシュは、ウレタン防水工事において使用される補強材料の一つです。このメッシュは、ウレタン防水層を強化し、耐久性を向上させるために使用されます。防水層の下に敷かれ、ウレタン樹脂と一体化して強固な防水層を形成します。メッシュの使用により、防水工事の耐久性や効果を高めることができます。
弊社では、それぞれの邸宅に最も適切な工事をご提案し、一つ一つの工程を徹底して丁寧に、確実に施工しております。小さな工事の集合体が大きな工事を形成している、と充分に理解しているからです。工事完了後には、お写真を整理して自社保証書と工事完了・報告書と共にご説明いたします。屋根、陸屋根、バルコニーと工事が見えない部分こそ、写真で工程をご説明することが、お施主様のご安心に繋がると考えております。
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