こんにちは。街の屋根やさん名古屋南店です。

前回のブログでは、名古屋市天白区の住宅にて実施している屋根葺き替え工事の瓦桟の設置と屋根仕上げ材である「ルーガ雅」の搬入の様子をお伝えいたしました。

今回は、屋根葺き替え工事で使用する屋根材である「ルーガ雅」の魅力について、徹底解説したいと思います。

▼前回までのブログ
・名古屋市天白区で瓦屋根にて耐震性をあげる軽量化を検討、劣化も多く葺き替え工事が決定
・名古屋市天白区で屋根の葺き替え工事、野地板と改質アスファルトルーフィングの施工
・名古屋市天白区で屋根軽量化のため葺き替え、瓦桟設置と屋根仕上げ材のルーガ雅の搬入

屋根葺き替え工事で使用する屋根材「ルーガ雅」の魅力

今回行っている屋根葺き替え工事では、防水シートや瓦桟などの施工を終え、屋根仕上げ材である「ルーガ雅」の搬入が完了しています。

「ルーガ雅」は、外装材メーカーのケイミューが製造販売している樹脂繊維混入軽量セメント瓦であり、非常に多くの魅力がある屋根材です。

これから施工していく「ルーガ雅」の魅力について、徹底解説してきましょう。

「ルーガ雅」は、独自の技術により、素材の内部に無数の気泡を有しており、一般的な陶器平板瓦の約1/2という軽さを実現していることが大きな特徴となっています。

地震発生時に屋根が重い建物は、振り子の原理と同様の力が加わり、揺れが増幅してしまいますが、屋根を軽量化すると、揺れを小さく、そして建物への負荷を軽減することが可能となります。

つまり、屋根仕上げ材を軽いものに葺き替えると、それだけで建物の耐震性を向上できるのです。

また、「ルーガ雅」は、和瓦のもつ風合いを活かしたデザインとなっています。

一般的に使用される瓦屋根は、伝統的な日本家屋に最も適しており、重厚で優雅な家づくりが行えます。

しかし、非常に重量が大きく、建物の耐震性にはどうしても不利になってしまうので、その点では注意しておかなくてはなりません。

ところが、「ルーガ雅」は、従来の和瓦が持つ美しさや趣きを残しつつ、地震対策を考慮した屋根メンテナンスが行える屋根材なのです。

その他にも、色あせの原因となる紫外線に強いコーティングを施していること、陶器瓦と同程度に熱を遮る効果が期待できることなどの特徴があります。

以上のように、多くの優れた特徴を持っていることが「ルーガ雅」の魅力であり、また、この屋根材を使ってこれから葺き替え工事を行っていきます。

なお、「ルーガ雅」を用いた葺き替え工事の様子については、次回のブログにて詳しくご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。