現場到着時、バルコニー樋が脱落している状態でした

こんにちは！街の屋根やさん山梨店です！

今回は、笛吹市でバルコニー樋の破損のため、雨樋の部分交換工事をジャバラホースも用いて施工した様子をご紹介します。バルコニー樋はバルコニーにかけられた屋根に設置された雨樋です。今回は、おそらく強風の影響で脱落してしまったためバルコニー樋の設置作業を行います。また、雨樋工事は雨水の排水がスムーズにいくように設置しなくてはいけません。

また、雨水の排水能力の高さももちろん大切ですが、堅牢さにも拘って雨樋工事をして参ります。雨樋は住宅の付帯部と言われる部分で、その名の通り外壁から飛び出して設置されております。どんな強風・大雨でもビクともしないように強固に組み合わせ設置する必用がございます。

弊社の職人達の雨樋にかける徹底した工事をご紹介していきます。雨樋は建物から、雨水を遠ざけて排水する大切な役割りを持っています。雨樋が排水不良・破損が生じると外壁を流れて塗膜劣化させるばかりか、鼻隠し(はなかくし)・軒天(のきてん)を伝って雨水が室内に漏水する危険性すらございます。

また、雨樋工事の施工レベルが低く、排水場所が雨水のプールになっている邸宅もたまに拝見します。地盤沈下や住宅の基礎の劣化に繫がり、建物の耐震性を著しく弱くしてしまうので注意が必用です。

新規バルコニー樋の設置

まずはバルコニー樋を設置していきます。バルコニー屋根に集まった雨樋を、縦に落とす竪樋(たてどい)に繋いでいきます。

雨樋は大きく３つに分けることが出来ます。まず、軒樋(のきどい)は屋根の軒先に設置され、屋根から流れる雨水を受け止める役割を持っています。わずかに傾斜を付けて設置され、雨水の貯水池とも取れる集水器にスムーズに集められるようになっています。

集水器(しゅうすいき)は軒樋と竪樋をつなぐ部分で、集まった雨水を竪樋に流す役割を果たしています。竪樋は建物の外壁に沿って設置され、集水器から雨水を受け取り地面や排水溝に排水するための雨樋です。縦方向に設置されていることから読み方そのままに縦樋とも表記されます。それぞれの役割によって、雨水の受け取りや排水を効率的に行うことができます。

雨水がジャバラホースを通って軒樋に排水されるように設置

バルコニー樋からジャバラのホースを延長し、排水をコントロールします。建物の構造上、どうしてもこの形状の雨樋は既製品ではありませんでした。

雨樋で使用するジャバラのホースは、柔軟性があり伸縮性がある特殊なホースです。また、ジャバラのホースは水をしっかりと通すことができるため、効果的に雨水の排水を行うことができます。ジャバラのホースの設置はもちろん雨樋の工事は、高所作業になりますので、安全に十分に気を付けて下さい。

雨樋の耐久性については、ジャバラのホース雨樋は一般的には耐久性が高いとされてよく使われいます。しかし、弊社の職人達の意見は少し違います。それというのも、経年でホース部分が劣化し、破損してきた事例を何度も見てきたからです。今回はご予算の関係・また他の部分の雨樋の劣化も見受けられた事から、こちらの部分のみの施工をご提案しました。

ジャバラのホース雨樋を設置されている邸宅は、定期的な点検をお勧めします。梅雨の始まる前に、弊社の無料点検を受けておくと、お気持的にも安心して梅雨を過ごせるかと思います。

工事完成：雨水は①→②→③→地上へスムーズ排水されます

堅牢さにも拘って、雨樋設置工事が完了した様子がこちらの写真です。

雨水は①→②→③→地上へと排出されまます。

①が大屋根とバルコニー屋根の雨水を集める、集水器の部分です。

次に雨水は①→②に縦方向に設置された竪樋(たてどい)を通して落下します。

②でそれぞれ集められた雨水は合流を果たし、水平方向を軒樋(のきどい)を通して移動し、③の下屋集水器に集められます。

最期に③から勢いよく、下へ重力も加わって地上や排水溝に流れ落ちます。

弊社は雨樋の部分交換工事も得意としており、今回のように費用を抑えつつも、一部分を工夫して工事することで住宅全体の雨水の正常な排水機能を復活させることが可能です。

弊社は笛吹市の屋根・外壁修理塗装工事を得意としております！

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