街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は西宮市で行った「塩ビ雨樋～塩ビ鋼板雨樋への交換工事」になりますよ(^^)/

雨樋は屋根からの雨水を地上まで排水するための役割があり、軒樋と竪樋の2つで構成されていますね！

軒樋（のきどい）は屋根の端に取り付けられ、雨水を集めるための雨樋のことです。水を受け止めて一箇所に集める役割を持っていますね！

竪樋（たてどい）はその集めた水を地面に向かって垂直に運ぶパイプです。軒樋で集めた水を家の基礎や外壁にかからないように地面へと流し去る働きがありますよ！

いずれにしても古くなってくると水漏れすることがありますので、定期的な修理や点検は必要になりますね。

西宮市で塩ビ～塩ビ鋼板への雨樋交換を行う現場紹介

コチラが、西宮市でひび割れしやすい塩ビ～塩ビ鋼板の雨樋へ交換する現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数40年以上
・2階建て木造住宅
・雨樋　塩ビ製
・現在　ひび割れ　水漏れあり

この現場では屋根葺き替え工事や外壁塗装工事を行うのですが、その足場を利用して雨樋の交換も行っていきます！まずは、工事前の雨樋を簡単にご紹介して行きましょう。

コチラが、交換する前の塩ビ製の雨樋になりますね(^^)/

一般的な住宅の雨樋によく使用されている「半丸105」と「竪樋60」が使用されていますよ！

【塩ビ（塩化ビニル樹脂）製の雨樋　メリットデメリット】

・メリット
1. 軽量　塩ビは軽い素材なので、取り付けや取り替えが容易です
2. 耐久性　腐食や錆びに強く、長持ちする性質があります
3. コスト　他の素材と比べて安価で、経済的です
4. メンテナンス　汚れが付きにくく、掃除が容易です

・デメリット
1. 耐熱性　高温に弱く、夏場などでは変形するリスクがあります
2. 強度　塩ビは割れやすい素材なので、衝撃には弱いです

既存の雨樋は過去に何度か塗装をされているようですが、経年劣化で塗膜が剥がれているようですね(>_<)

これ以外にもジョイント部分の接着剤が経年劣化で効力を失い、部分的に水漏れしている所もありました！

雨樋は詰まりなども発生しやすく、放置していると重みで落下したりすることがありますので要注意です。

塩ビ製の雨樋ですが、部分的に経年劣化で割れている状態でしたね(>_<)

この部分は雨樋の尾垂れとなっており、軒樋から流れてきた雨水を集水器にうまく流すための注ぎ口のような部分です。

この部分が割れてしまっているので、集水器に雨水がうまく入らず水漏れしている状態でした！

西宮市での雨樋交換工事で既存の雨樋を撤去

それでは、西宮市での雨樋交換を工程ごとにご紹介して行きましょう(^^)/

雨樋交換工事では、まず塩ビ製の軒樋と竪樋を慎重に撤去しますよ！これらは釘で固定されているため、釘固定された固定金具も同時に取り除く必要がありますね。

雨樋交換で撤去する前に雨樋内部にゴミがないか確認し、必要であれば事前に清掃することがポイントですよ！

作業は仮設足場を使用して行われるため、安全第一で進めることがポイントとなります(^^)/

特に、足場の上ではバランスを崩さないように注意し、工具や部材を落とさないようにすることが重要ですね。

また、樋を取り外す際には、建物へのダメージを最小限に抑えるために力加減に気を付けることがポイントです！

塩ビ製の竪樋も交換しますので撤去していきますよ(^^)/

竪樋には電話の線などが固縛されていることが多いので、撤去する際に電線を切らないよう注意が必要ですね。

もし、誤って切断した場合はすぐに電気業者さんへ連絡して対応します！

竪樋の固定金具を撤去すると、外壁にこの様な穴があきます。

新しい固定金具を取り付ける前に、この穴はシーリングやセメントを使用して補修する必要がありますよ(^^)/

何もせずに同じ穴に金具を取り付けても強度が出ないので要注意です！

塩ビから塩ビ鋼板への雨樋交換で軒樋を交換

それでは、西宮市での雨樋交換で新しい固定金具を取り付けていきましょう(^^)/

雨樋の固定金具も様々なものがあるのですが、今回は屋根の葺き替え工事と並行して行う雨樋交換ですので「上げ打ち金具」を使用しました！

屋根下地にビスで固定し上下に勾配を調整することが出来る金具ですね。材質は着色メッキとなっており錆に強い建材ですよ。

上げ打ち金具を使用して雨樋交換を行う際は、糸を貼って雨樋の勾配を調整していきます(^^)/

雨樋の勾配がくるっていると、雨樋を取り付けた際に雨樋内部に水が溜まってしまうので要注意です。

ただし、この金具の場合は雨樋を取り付けた後でも勾配を調整できるメリットがありますね！

そして、塩ビ～塩ビ鋼板雨樋への交換で新しい雨樋を取り付けていきますよ(^_^)/

既存の半丸樋とは異なる、角型のパナソニック製PC50を取り付けていきます！カラーバリエーションは豊富で既存の雨樋と同じような新茶を使用しております。

この雨樋の表面は塩ビ加工されているのですが、中に鉄板が入っている塩ビ鋼板なので割れにくくなっており非常にお勧めですよ！

雨樋交換で軒樋の排水部分には集水器を取り付けていきます！

この様な排水部分は落ち葉などが溜まりやすいため、お家の廻りに草木が多い場合は落ち葉除けネットを取り付けることがお勧めですね(^_^)/

【塩ビ鋼板のメリットとデメリット】

・メリット
1. 耐久性　　　　　　　　塩ビ鋼板は耐食性が高く、長持ちします
2. メンテナンスの容易さ　汚れが付きにくく、掃除が簡単です
3. 多様なデザイン　　　　色や模様の選択肢が多く、見た目が美しい
4. 軽量　　　　　　　　　取り扱いや施工が容易で、建築物への負担が少ない

・デメリット
1. 熱に弱い　高温になると変形や劣化の恐れがあります
2. コスト　　高品質なものは価格が高めになることがあります。

このように、塩ビ鋼板は耐久性やメンテナンスの容易さで優れていますが、熱や衝撃に対する耐性が低いというデメリットも持ち合わせています。

雨樋の端部やジョイントには専用の部材を接着剤で取り付けていくのですが、水漏れしないようにしっかりと接着剤を塗っておくことがポイントになります(^^)/

これを取り付けると、水が正確に流れるか確認しておくことが大事ですね。

塩ビから塩ビ鋼板への雨樋交換で竪樋を交換

雨樋交換工事で軒樋を取り付けると、お次は竪樋を取り付けていきます！

竪樋に関しては直径60ミリの一般的なサイズとなっておりますね。材質は塩ビの雨樋になりますよ。

竪樋の固定金具も着色メッキを使用しているのですが、ステンレス製の固定金具もありますのでご希望の方は工事前にご相談くださいね。

この様な感じで新しい竪樋を取り付けていきます！

竪樋を取りつける際は、歪みがないか確認しながら取り付けることがポイントですよ(^^)/

ジョイント部分は軒樋と同様に接着剤をしっかり塗ることがポイントになりますね。

そして、塩ビ製の竪樋と塩ビ鋼板製の軒樋を接合すれば、雨樋交換工事は完了となります(^^)/

西宮市で塩ビから塩ビ鋼板の雨樋へ交換した費用と保証内容

最後に塩ビから塩ビ鋼板雨樋へ全交換をする場合の単価をご紹介しておきましょう！

軒樋（半丸樋を使用する場合）１ｍ当たり2,５00円～　（角樋を使用する場合）１ｍ当たり3,０00円～

竪樋（丸型・角型を使用する場合）　１ｍ当たり2,３00円～

今回のような一回り大きな雨樋へ交換する場合は、それぞれの単価に＋500円必要となりますよ！！

これに加え、足場が必要になるケースもあるため、屋根や外壁の工事と同時に行うことがお勧めですね。

今回の雨樋工事は軒樋と竪樋合わせて270,000円となっております。

軒樋のみを交換して費用を圧縮することも出来ますので、工事前にご相談くださいね。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

＜関連記事＞・「街の屋根屋さん神戸西店へのお問合せ」はコチラ＞＞＞
　　　　　　・「工事後に頂いた、お客様からの声」はコチラ＞＞＞

「小さい工事でもお願いできるのか？」
「調査や見積もりに費用は掛からないのか？」
「電話相談だけでも対応してくれるのか？」
「遠方でも出張費なしで来てくれるのか？」

兵庫県内なら大丈夫です！！何でも言うてください(^_^)

各地域で雨樋の交換や調査を行った一部の記事

・「神戸市北区　雨樋の水漏れ相談！無料点検で修理をご提案します」

・「芦屋市　割れた雨樋交換工事で水漏れしている雨樋の交換費用紹介！」

・「加東市　雨樋の部分修理！水漏れしている雨樋を部分的に交換します」

・「神戸市西区　雨樋から水漏れするとご相談を受け無料見積もり！」

・「神戸市長田区　雨樋の水漏れ相談！原因は大量の落ち葉の詰まり」

・「西宮市　雨樋修理の費用紹介！水漏れしている雨樋を部分的に交換」

・「明石市　雨樋修理！気になる費用は？水漏れしている大型の雨樋修理」

・「加古郡播磨町　水漏れしている雨樋調査！部分修理は可能なのか？」