街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は尼崎市での2階建てアパートで行った「ウレタン防水を用いた雨漏り修理」になりますよ(^^)/

アパートに限らず築年数が古くなってくると雨漏りなどが発生し、お困りの方も多いようですね。

雨漏りする前に劣化している部分を修理することが望ましいですが、アパートなどですとオーナーさんが自ら目視で劣化状態を確認する機会もあまりないため、知らないうちに劣化して雨漏りしてしまうケースは多いです。

今回は2階建てアパートの1室にあるバルコニーが雨漏り原因でしたので、その部分を低価格な防水工事で修理していきますよ！

尼崎市で2階建てアパートの雨漏り修理を行う現場紹介

コチラが、尼崎市で2階建てアパートの雨漏り修理を行う現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数50年以上
・2階建て木造アパート
・バルコニー防水　コンクリート
・現在　雨漏りあり

2階のバルコニーから1階の室内へ雨漏りしているということで、雨漏り修理のご依頼を頂いております！

ウレタン防水を用いた防水工事をご紹介する前に、調査の様子を簡単にご紹介しましょう。

コチラが、雨漏り原因となっているバルコニーの防水ですね！

昔ながらのコンクリート防水となっており、一度もメンテナンスをされた形跡はなさそうですね(>_<)

【コンクリート防水のメリット・デメリット】

・メリット
1. 頑丈　コンクリートは耐久性があり、長持ちします。
2. 維持コスト低　大きな修理やメンテナンスの頻度が少ない。
3. 基本的な防水性　自体がある程度の防水機能を持っています。

・デメリット
1. 外観 　一般的に見た目が地味で装飾性が低い。
2. ひび割れリスク　時間とともにひび割れが発生しやすく、その部分から水漏れする可能性がある。
3. 必ずしも完璧ではない　高度な防水機能を求める場合、追加の防水処理が必要。

2階建てアパートのバルコニー防水は経年劣化でひび割れが多く発生している状態です(>_<)

バルコニーの雨漏りを放置していると、様々な危険が伴いますよ！

まず、建物の木部が湿って腐る可能性が高まり、アパートの強度が低下します。

さらに、カビが発生し、室内の健康環境が悪化する恐れがありますね。

最終的には、修理の際のコストが高騰することもあるので、早めの修理が必要になります！

2階建てアパートのバルコニーを調査していると、排水ドレンにもゴミのたまりなどが確認できました(>_<)

バルコニー防水の排水ドレンが詰まると、水は適切に排水されずバルコニーに溜まりますよね。

これにより、雨水がバルコニーから部屋内への水漏れの原因となる可能性が高まるんです！

さらに、水の滞留はバルコニーの材質を劣化させ、修理や交換の必要が早まるかもしれませんので、定期的な清掃が必要になりますよ。

雨漏り修理でウレタン防水を使用する前の下地処理は重要

それでは、尼崎市でのバルコニー雨漏り修理を工程ごとにご紹介して行きましょう(^^)/

今回行うバルコニーへの防水工事は「ウレタン防水密着工法」という防水工事になります！

既存の下地材の上にウレタンと呼ばれる液体防水材をダイレクトに塗る工法ですね。

最初にケレン及び清掃を行って、バルコニーの表面をキレイにしていきますよ！

不純物が残っていると、新しい防水材が密着せず数年で剥がれなどが発生するので要注意ですね。

そして、ウレタン防水材の下塗りとして「プライマー」を塗っていきます(^^)/

プライマーを塗るのは、ウレタン防水材がしっかりとバルコニーの表面に密着するためですね。

プライマーは接着剤のような役割を果たし、ウレタン材とバルコニー表面の間に強固な結びつきを作り出してくれるんですよ！

これにより、防水層が長持ちし、雨水の浸透やひび割れのリスクを低減することができます。

プライマーを塗らなけば、ウレタンがうまく定着せず、防水性が低下する恐れがあるため、工事の初期段階での塗布が重要ですね！

そして、バルコニー防水でひび割れている部分をシーリングで補修していきます！

ひび割れを補修せずにウレタン防水材を塗ると、ひび割れから水が浸透しやすく、新しいウレタン防水層の下に水が溜まる恐れがありますね(>_<)

これにより、ウレタン層が剥がれやすくなるだけでなく、バルコニーの構造自体にも損傷を与える可能性が高まります！

ひび割れ部分は、時間と共に大きくなることがあるため、適切な修理が必要ですよ。

バルコニー雨漏り修理でウレタン防水を使用する際の注意点

そして、ここからウレタン防水材を使用して中塗りを行っていきましょう(^^)/

【ウレタン防水のメリット・デメリット】

・メリット
1. 柔軟性　ウレタンは伸縮性があるので、温度変化や建物の動きにも対応できます。
2. 施工が簡単　一括して塗布するだけで防水効果を得られます。
3. 適用範囲が広い　異形の場所や複雑な形状にも対応可能。

・デメリット
1. 耐久性　他の防水材に比べると、劣化が早い場合があります。
2. 紫外線の影響　長時間の紫外線による劣化が考えられるため、上塗りが必要な場合があります。
3. 補修　一部のダメージは全面の塗り直しを要することがある。

雨漏り修理でウレタン防水を中塗りする際は、バルコニーの立ち上がり部分から塗っていきますよ(^^)/

【ウレタン防水工事の中塗りの注意点】

1. 均一に塗る　ウレタン材をムラなく均一に塗ることで、しっかりとした防水効果を得られます。
2. 適切な厚さ　厚すぎると乾燥に時間がかかり、薄すぎると防水効果が低下します。
3. 環境条件　高温や高湿、雨の日は避け、乾燥した環境で作業することが推奨されます。
4. 立ち上がり部分の処理　 特に水の侵入リスクが高い立ち上がり部分は、注意深く塗り残しのないようにします。
5. 前作業の乾燥確認　下地やプライマーの乾燥をしっかり確認してから中塗りを開始します。

この様な感じで、2階建てアパートのバルコニーへウレタン防水材を中塗りしました。

ウレタン防水材を中塗りする際、最も重要なことは「必ず2回以上塗ること」ですね！

稀に費用を抑えるために1回塗りを提案する業者さんがいるようですが、1回塗りですと十分な膜厚が付かずに長持ちしません(>_<)

ウレタン防水の中塗りは2回塗りが鉄則ですね！

ウレタン防水のトップコートは定期的な塗り替えが必要

そして、ウレタン防水を用いた雨漏り修理の仕上にトップコートを塗っていきます(^^)/

【トップコートの役割】

1. 保護層　トップコートは、ウレタン防水層を物理的なダメージや紫外線から保護します。
2. 耐候性向上　外部環境の影響による劣化を遅らせ、ウレタンの寿命を延ばします。
3. 見た目の美しさ　色をつけることができ、バルコニーや屋上の外観を美しく保つ役割もあります。
4. 滑り防止　一部のトップコートには、滑りにくい素材が含まれ、安全性を向上させる効果があります。

【ウレタン防水のメンテナンス時期】

一般的に、ウレタン防水のトップコートは約5～7年ごとに再塗装や点検が推奨されてます。

ただし、使用環境や気象条件、トップコートの品質によって、この期間は前後することがありますね。

定期的な点検で、色褪せ、剥がれ、ひび割れなどの兆候を確認し、早めのメンテナンスで長持ちさせることが大切ですよ。

これで、2階建てアパートの雨漏り修理は完了となりますね！

尼崎市での2階建てアパートで雨漏り修理を行った費用と保証内容

尼崎市でのウレタン防水を用いたバルコニー雨漏り修理ですが、5年間の工事保証をお付けしております！

「雨漏り・防水材のひび割れ・膨れ」を保証させていただき、万が一不具合が発生した場合は弊社で補修するという内容になっていますね(^_^)/

更に、2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的に安心していただけますよ。

今回のウレタン防水を用いたバルコニー防水工事ですが、8㎡に対して70,000円となりました(^_^)/

他にも複数の防水工事がありますので、雨漏りでお困りの方は街の屋根やさん神戸西店へご相談ください。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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