街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は西宮市で行った「ひび割れたモルタル壁の外壁補修工事」になりますよ(^^)/

最近ではサイディング貼りのお家が増えていますが、これまではモルタル下地に塗装仕上げの木造住宅が多かったですね。

【木造住宅におけるモルタル壁のメリットとデメリット】

・メリット
1. 強度が高い　モルタル壁はとても丈夫で、家をしっかり守ることができる
2. 耐火性　　　火に強いので、火事の心配が少ない

・デメリット
1. 重い　　　　　　　　　モルタルは重いので、建物に負担がかかることがある
2. ひび割れることがある　時間が経つと、壁にひびが入ることがある

西宮市でモルタル壁の外壁補修を行う現場紹介

コチラが、西宮市でひび割れたモルタル壁の外壁補修工事を行う現場になりますよ(^^)/

【建物情報】
・築年数40年以上
・2階建て木造住宅
・外壁材　モルタル
・現在　ひび割れあり

外壁の塗装工事を行う前に最も重要となる補修工事です！

一般的に良く行われているコーキング補修とは全く異なるお勧めの工法ですので、これから外壁塗装をご検討の方は是非参考にしてくださいね。

西宮市で外壁補修を行う現場ではひび割れが多く発生している状態でした(>_<)

【木造住宅のモルタル壁がひび割れる主な原因】

・地震や風などの揺れ　地震や強い風で家が揺れると、モルタル壁にも力がかかり、ひびが入ることがある
・温度や湿度の変化　　季節によって温度や湿度が変わると、モルタル壁も伸び縮みする。この動きが原因でひびが生じることがある
・施工時の問題　　　　建てるときにうまく作られていないと、後でひび割れの原因になることがある

これらの理由で、モルタル壁にひびが入ることがありますよ！

この外壁補修工事を行う現場では、既にひび割れ部分をコーキング補修している部分がありました！

しかし、モルタル壁の表面から薄く塗っているだけの補修ですので、ひび割れが再発している状態でしたね(>_<)

【モルタル壁のひび割れを放置するとどうなる？】

・水の侵入　　　　　ひび割れから雨水などが入り、壁の内部が損傷することがある
・強度の低下　　　　ひびが大きくなると、壁の強度が弱くなり、建物全体の安全性に影響することも
・見た目の悪化　　　ひび割れが進むと見た目が悪くなり、家の価値が下がる可能性も
・カビや害虫の発生　ひび割れから湿気が入り込み、カビや害虫が発生しやすくなる

ひび割れを発見したら早めの補修が必要ですね。

外壁補修でモルタル壁のひび割れ部分をU字型にカット

それでは、西宮市での外壁補修工事を行っていきましょう(^^)/

今回、皆さんにご紹介するお勧めの工法は「Uカット補修」になりますよ！！

モルタル壁のひび割れを直すときに使われる「Uカット補修」は、かなりお勧めの工法になります。

これは、ひび割れた部分を「U」の形に切り取り、そこを新しいモルタルで埋める工法ですね！

まず、ひびの周りをU字型に深く切り取りますよ。

この様な感じで、モルタル壁に発生しているひび割れ部分を15ミリ程度の深さで削っていく事がポイントですね(^^)/

この補修工事ではこの作業が非常に重要で、こうすることにより補修材が既存のモルタル壁と密着する面積が増え、元通りの強度に戻すことが出来るんですよね！

U字型にカットする際は粉塵が出ますので、掃除機などで粉塵を吸い取りながら施工することがポイントになりますよ。

ひび割れたモルタル壁に最適なUカットワンを充填

そして、Uカットした部分に「プライマー」と呼ばれる下塗り材を塗り、「Uカットワン」と呼ばれる補修材を充填していきます(^^)/

西宮市での外壁補修工事で使用したUカットワンとは、1液性のエポキシ樹脂系の補修材になりますね。

【Uカットワンの特徴】

・伸縮性　　　　　伸縮性に優れひび割れの再発を防ぐ
・接着性　　　　　モルタルなど各建材への接着性に優れている
・1液常温硬化型　混合不要なうえに常温で硬化する為、施工しやすい

この様な感じで、Uカットした部分にしっかりと補修材を塗っていきますよ(^^)/

凹凸が出来ないようにヘラなどでしっかりと慣らして、ムラなく丁寧に塗っていきます。

シーリング材は、気温や湿度の影響を受けやすいので、適切な環境で作業を行い、十分に乾燥時間を確保することが重要ですね。

正しく施工すれば、壁のひび割れを長期間防ぐことができます。

そして、外壁補修でUカットワンを塗った上からモルタルを塗っていきますよ！

Uカットシール後にモルタルを塗るのは、補修した箇所を元の壁と同じ見た目に戻し、保護するためですね！

モルタルは壁の耐久性を高め、防水性を向上させる役割があります。

施工時のポイントは、まずUカットワンが完全に硬化してからモルタルを塗ることですよ(^^)/

モルタルは均一に混ぜ、ひび割れ部分にしっかりと押し込むように塗り、表面をならしておきます。

また、塗った後は、乾燥を急がず自然に任せることが大切で、これにより、補修部分がしっかりと元の壁に結合し、長持ちする仕上がりになりますね。

この補修を行った後に塗装をすれば、補修跡も目立たずひび割れの再発も心配ありません！

西宮市で行った外壁補修工事の費用紹介

西宮市でひび割れたモルタル壁の外壁補修を行った費用ですが、80,000円となっております！

一般的な補修よりは高いのですが、外壁塗装を行う際にどれだけしっかりとした補修工事を行っているかで、その後のもちが変わってきますからね。

モルタル壁のひび割れでお悩みの方は是非参考にしてください。

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根屋さん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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