街の屋根やさん神戸西店の上橋です。

本日、ご紹介する施工事例は伊丹市で行った「雨漏りを解消するための折板屋根カバー工事」になりますよ(^_^)/

折板屋根は、金属板や鋼板などを用いて作られた屋根材の一つですね。

特徴的なのは、その名の通り、一定の幅ごとに折り曲げられた形状を持っていることですよ！（ノコギリ形状）

この形状により、強度や耐久性が向上し、雨水の排水もスムーズに行われ、緩傾斜な屋根に最適です。

また、軽量で取り扱いがしやすく、住宅以外に工場などにもよく使用される屋根材ですね！

折板屋根は長期間メンテナンスも不要と言われている屋根材で、工場などの大型物件にお勧めですよ。

伊丹市で折板屋根カバー工事を行う現場紹介とカバー工事が必要なサイン

コチラが、伊丹市で折板屋根へカバー工事を行う現場になりますよ(^_^)/

【建物情報】
・築年数38年
・2階建て軽量鉄骨造住宅
・屋根材　88折半屋根
・現在　雨漏りあり

基本的に折半屋根には「塗装　カバー工事　葺き替え工事」が可能です。

この現場では5年前に他社さんで屋根塗装を行っているようなのですが、雨漏りが発生しているということで、カバー工事を行い雨漏りを解消することになりました！

【カバー工事がお勧めなケース①　雨漏り】

折板屋根から雨漏りしている場合、基本的に塗装などの表面的なメンテナンスを行っても直りません。

直ると思って塗装を行うと今回の現場の様にわずか5年ほどでカバー工事をする必要が出てきますので要注意ですね(>_<)

部分修理で直すケースもありますが、築年数が古い場合は屋根カバー工事か葺き替え工事をご検討ください。

【カバー工事がお勧めなケース②　ボルトの錆】

88折板屋根というのは、下地のボルトを屋根材に貫通させて固定している屋根材です。

しかし、このボルトは経年劣化により錆が発生し雨漏りの原因となることがあるんですよね(>_<)

ボルトにキャップを被せるメンテナンス方法もありますが、雨漏りしている場合はカバー工事が有効的と言えます。

【カバー工事がお勧めなケース③　折板屋根の穴あき】

折板屋根はガルバリウム鋼板（鉄とアルミの混合金属）で出来ているため、長年放置していると錆が発生してきます。

その錆をさらに放置していると、最終的には穴が開いてしまうんですよね(>_<)

折板屋根の下には防水シートなどを貼らない仕様となっているので、屋根材に穴が開いてしまうと100％雨漏りしますよ！

この場合、部分的な貼り替えなども可能ですが、基本的には全面カバー工事がお勧めですね。

下地のフレームを取り付けることで折板屋根同士に空気層が出来ます

それでは、伊丹市で行った折板屋根カバー工事を工程ごとにご紹介して行きましょう(^_^)/

まずは「改修用タイトフレーム」と呼ばれる下地材を既存の折板屋根の上から取り付けていきますよ！

もともと折板屋根の下には下地となるタイトフレームが取り付けられているので、その真上に新しいタイトフレームを並べ、ビスで固定していきます。

1本のタイトフレームに対し6本のビスで固定するので、十分な強度が期待できますね！

折板屋根へのカバー工事で改修用タイトフレームを取り付けると、既存の屋根材と新しい屋根材との間に、約4～5センチ程度の空気層を設けることが出来ます(^_^)/

空気層を設けることで、断熱効果や遮音性能を向上させることが出来る上に、2重屋根となるので防水性能もかなり向上しますよ！

折板屋根に関しては葺き替え工事よりもカバー工事のほうがメリットは多いと考えられますね。

折板屋根へのカバー工事のメリット・デメリットを簡単にまとめておきますね(^_^)/

【メリット】
1. 既存の屋根を取り外さなくて良いため、工事期間やコストが抑えられる
2. 屋内への雨漏りや騒音のリスクが低くなる
3. 屋根の断熱・防水性能を向上させることができる

【デメリット】
1. 重量が増加し、建物の構造に負担がかかる可能性がある
2. 室内に天井がない場合、古い屋根材の裏側が見える

伊丹市での屋根カバー工事で新しい折板屋根を葺いていきます

そして、新しい折板屋根をレッカーで荷上げしていきます(^_^)/

新しい折板屋根は既存と同じ「88折板屋根」となっており、東海カラーのガルバリウム鋼板製ですね。

厚みは0.5ミリの物を使用しており、ホワイト色を選択しております！

荷上げをする際は傷やへこみが付かないように、丁寧に取り扱うことがポイントですね。

基本的に折板屋根は長尺物となるため、工事する際はレッカー費用や運送費用が必要になりますのでご了承ください。

そして、新しい折板屋根を葺いていきます！

屋根の長さを既存の屋根材と合わせたうえで、下地のタイトフレームについているボルトを貫通させ、ナットで固定していきますよ(^_^)/

この際、折板屋根の山の真ん中にボルトを貫通させることがポイントですね。

雨漏りしないよう、パッキン付きのナットをしっかりと締め付けていきます。

2重屋根にし雨漏りを解消する折板屋根カバー工事で水切り取り付け

ここからは、折板屋根の仕上げ材となる水切りを取りつけていきましょう(^_^)/

まずは、屋根の側面にケラバと呼ばれる水切りを取り付けていきますよ！

屋根材と同じガルバリウム鋼板となっており、この現場の形に合ったものを加工して取り付けております。

台風で飛散しないように、屋根下地のボルトを貫通させて取り付けていきますよ！

下屋根に関しては屋根と外壁が取り合う部分がありますので、その部分に雨押え水切りと呼ばれるものを取り付けていきます！

ケラバ同様にガルバリウム鋼板となっており、錆に強い建材ですね。

最後は外壁との取り合い部分に仕上げのシーリングを塗れば、折板屋根カバー工事は完了となりますよ(^_^)/

伊丹市で行った折板屋根カバー工事の費用と保証内容

折板屋根カバー工事を行った場合、15年間の工事保証をお付けしております！！

「屋根からの雨漏り　台風などによる屋根材の飛散　施工不良による屋根材の割れ」が保証内容となりますね。

更に、アフターケアとして2年に1回の無料点検も行っておりますので、長期的に安心していただけるかと思いますよ(^_^)/

工事費用は50㎡に対して400,000円となっておりますね。部分足場費用は60,000円です。

折板屋根カバー工事を行ったので、雨漏りを確実に止めることが出来ましたね！

伊丹市で雨漏りにお困りの皆さん、原因などは様々ですし修理方法も複数あります。

どこに依頼したらよいか迷っている方は、街の屋根やさん神戸西店へご相談ください(^_^)/

今お住いのお家やお勤め先の工場や事務所をこの先どうしていきたいかが重要で、それに見合ったご提案をすることが街の屋根やさん神戸西店の仕事だと思っております(*^^*)

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