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富田林市にて飛び込み業者と棟板金工事契約を行った住宅|クーリングオフを希望されており当店にて再調査を行いました
更新日:2024年3月18日
こんにちは、街の屋根屋さん堺店です。
本日は
富田林市にて飛び込み業者が来て屋根に上がり『棟板金(むねばんきん)の中の貫板(ぬきいた)の状態が悪いから交換した方が良い』と勧められ、工事契約を行った住宅の現地調査の様子をご紹介します。
契約を行った後、本当に工事が必要なのか・金額が適性なのかと不安に思われ、当店に調査のご依頼をいただきました。クーリングオフの期限が迫っているという事で焦っておられ、現場へ急行しました。
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今回調査を行ったのはこちらの住宅です。
お客様から、これまでの経緯を詳しくお聞きしました。
・先日飛び込み業者が屋根に上がって点検を行い「棟板金の下地である貫板の状態が悪いので、樹脂製の貫板に交換した方が良い」と提案された。
・「貫板は交換して棟板金は現在の物を再利用する。工事後は年1回無料点検をする」と言われた。
・「玄関上の板金がめくれている」とも言われた。
・6年前に別の飛び込み業者と契約して屋根塗装を行った事がある。
・飛び込みの塗装業者は最高級塗料を使用したと言っていたが、工事過程の写真は見せてもらっていないためどんな工事をしたかわからない。
話をお聞きすると、今回の業者・6年前の業者共にあまり良い業者ではない様に思えます。
飛び込み業者に指摘された箇所を中心に、しっかりと点検を行っていきます。
棟板金の隙間から貫板を確認したところ、木材が痩せていたり腐食しているなどの不具合はなさそうでした。
交換が必要である程の状態ではありません。
棟板金の状態を確認すると板金を固定している釘が浮いている箇所が何箇所かありました。
貫板の劣化以外にも、熱膨張や強風などによっても釘浮きは起こります。
強風時に釘が抜けて棟板金が飛散してしまう可能性があるため、補修が必要です。
棟板金同士の継ぎ目には隙間があり、本来ならコーキングで隙間を埋めて雨水の侵入を防がないといけない箇所です。
コーキング打設する場合は、通常は塗装の前に行います。コーキング打設の必要があるにも関わらず、打設せずに塗装を行ったのであれば6年前の塗装業者の施工不良である可能性があります。
業者に「板金がめくれている」と指摘された箇所です。ここは雨水を流す役割を持つ谷板金(たにばんきん)の仕舞い部分です。
谷板金を流れてきた雨水を雨樋に誘導して適切に排水させるための板金なのでめくれている訳ではなく、この状態で何の問題もありません。
業者が屋根に上がるための口実として、めくれていると言ったのでしょう。▶
谷板金について
▶屋根の板金が浮いていると言われたら?するべき対策と注意事項
屋根のスレートを見ると、色褪せがあり所々にめくれが発生していました。6年前の塗装業者は最高級の塗料を使用したと言っていたそうですが、高品質の塗料を使用して正しく施工を行ったのであれば6年でめくれが発生したり色褪せるには早い印象です。
塗装の工程を省いて施工を行ったり、実際は高品質の塗料ではなかったのかもしれません。
スレートには割れている箇所があります。塗装業者は割れがあるにも関わらず補修をしないままで塗装を行い、ビスが露出したままの状態でした。スレートを固定しているビスは本来表面に出ていてはいけない物です。
雨が降ると露出したビス穴から徐々に雨水が染み込み、いずれ雨漏りに繋がる可能性があります。
富田林市にて飛び込み業者と棟板金工事契約を行った住宅の現地調査が完了しました。
飛び込み業者に状態が悪いと言われた貫板は、交換が必要な程の状態ではありませんでした。
ですが、釘が浮いていたり棟板金の継ぎ目に隙間があるため補修が必要な箇所はあります。
屋根の露出しているビスにもコーキングを打ち、隙間をしっかりと塞いでおいた方が良いでしょう。
お客様に現状をご説明したところ、その場で飛び込み業者にクーリングオフを求める電話をかけて無事に契約を取り消されました。
当店からは、下記のご提案をさせていただきました。
飛び込み業者の全てが悪徳業者だとは言い切れませんが、頼んでもいないのにやってきて、住宅の点検や工事の契約を持ち込む業者を良い業者とは言い難いでしょう。
家の中に入れたり屋根に上がらせたりせず、点検を行わせない事が一番ですが、もし点検をさせてしまってもその場で契約してはいけません。
その場は保留にしてセカンドオピニオンとして信用できる業者に点検を依頼して下さい。
当店ではその様な場合のご相談も承っていますので、ご不安がありましたらご相談下さい。
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