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筑西市で強風時に棟板金が破損し脱落!風災は火災保険の適用になるか?
更新日:2024年12月25日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、筑西市で行った破損した棟板金の調査の模様をお届けいたします。
「風が強く吹いた次の日に、庭先に細長い屋根の一部が落ちていた」というご相談をいただき、お電話で少し詳しく伺ったところ、どうやら脱落したのは棟板金のようです。
棟板金の先端は、取り付けられる部位によっては尖った形状をしているので、他にも破損箇所がある場合は大変危険です。日程を調節して、早速調査におもむきました=(੭•̀ᴗ•̀)੭
筑西市のお客様によると、最初は金属製の板状のものが屋根から落ちてきたとは思わず、似た画像を探していろいろお調べになったそうです。
たしかに、これは間違いなく棟板金ですね(>_<。)
脱落のご相談は台風シーズンに集中するイメージですが、実は3月から5月にかけても、春の嵐やメイストームと呼ばれるほどの暴風が発生するため、注意しなければなりません。
天候が荒れやすい今の時期は、棟板金だけではなくベランダの屋根が強風に煽られて破損するなど、屋根への被害も多いのです。
屋根面同士の接合部を覆って雨水の侵入を防ぎ、屋根材を固定している金属を棟板金と呼び、主にスレート屋根や金属屋根に取り付けられます。
屋根の頂上部や四隅に配置されるため、非常に雨風の影響を受けやすく、屋根の中でも雨漏りのリスクが高い部分です。
不具合が進行すると、強風をきっかけに飛散や脱落などの被害に繋がるので、早い段階での補修や交換が必要です。
実際に屋根に登って確認したところ、すぐに破損した場所が分かりました。
お客様宅は4方向に傾斜する屋根面を持つ寄棟造りで、頂上の大棟から四隅に伸びる隅棟(すみむね)の一部の棟板金が完全になくなっていました( ;ㅿ; )
飛散した後に残っていたのは、棟板金の下地となる木製の貫板です。
片側はかろうじて飛ばされずに留まっていましたが、もう一方は棟板金ごと剥がれて地面に落ちてしまったのでしょう。スレート屋根の合わせ目が露わになっていました。
他の場所も点検してみると、棟板金を留め付ける釘が、方々で緩んだ状態で見つかりました。
お客様のお話しでは、以前に屋根が浮いていると言われ、釘を打ち直してもらったとのことですが…5年あまりでまた緩んでしまったようです。
近くには完全に抜けた釘も落ちていました。
どうして釘が抜けたのでしょうか?そしてそもそも棟板金が脱落したのはなぜ?
それはズバリ!棟板金の木製貫板の劣化と腐食が原因です。
最初はしっかり打ち込まれていた釘は、経年とともに徐々に緩み、棟板金が膨張と収縮を繰り返した結果、固定力を失い抜けが発生します。
築10年を過ぎると、大半の棟板金の釘に不具合が出てきます。
そこで必要なのが、症状に合わせた適切なメンテナンスです。
釘が抜けた穴を放置すると雨水が侵入し、中の貫板が時間をかけて水分を吸収することで、木部の腐食が始まります。
傷んでボロボロになった貫板に、いくら釘を打ち付けても効果はなく、今回のような剥がれや飛散を招く原因になるのです。
前回の釘の再打ちは、応急処置程度だったのかもしれませんが、棟板金の飛散は二次被害に繋がる危険性がありますので、十分注意しましょう。
棟板金の修理方法は、まず従来の木製貫板に換え、
プラスチック樹脂製貫板を下地に使用します。
樹脂製は水に強く腐食する心配がないため、木製よりも劣化しにくい点が特徴です。
また留め具も、錆びに強くねじ込み式の
SUSビス(ステンレス製ネジ)を用いることで、強風にも耐えられる強い棟板金に仕上がります
( •̀ᴗ•́ )و ̑̑2階の棟板金の修理には、簡易的でも足場の架設が必要です。
詳細なお見積りは後ほどご提出するとして、工事費用はおおよそ20万円少々とお伝えしました。
関連記事➤
棟板金の交換・修理ガイド【事例・費用】も豊富にご紹介
棟板金の破損の原因が強風だった場合、火災保険の補償の対象になります。
筑西市のお客様のケースは、風災(暴風・強風による被害)に該当すると思われますが、火災保険が適用されるには条件があります。
「自然災害による被害かどうか」「自然災害による被害が3年以内かどうか」
経年劣化は対象外となり、申請期間は被害発生から3年以内と定められていますのでご注意くださいね。
一般の損害保険は20万円以上の被害(工事費用)に対しての保険が主流ですが、特約によってはその限りではありません。
火災保険は
原状を復旧するための補修費用が原則です。あくまでも被害箇所が対象であり、まったく関係のない外壁などの修理を行うことはNGです
(。•́ - •̀。)関連記事➤
【最新版】火災保険が適用される屋根工事
火災保険の件も要点を説明した上で、ご加入の保険会社さんに相談してはいかがでしょうか?とアドバイスさせていただきました。
棟板金の飛散や剥がれは、貫板からの釘浮きにより発生します。
10年~15年を目安に棟板金の交換を行い、その際には貫板も一緒に取り換え、耐久性を向上させましょう。
まだまだ風の強い日は続きます。棟板金に被害が及ばない前に、なにか異常を感じた時は当店の無料診断をぜひご活用ください。茨城県内であればどちらでも伺いますよ~!
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茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
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