葺き替え工事の工程は大屋根と同じです。まずは撤去から

こんにちは！街の屋根やさん、山梨店です！

引き続き、韮崎市の築６０年以上の日本家屋で下屋の一部葺き替えと破損雨樋交換工事を施工した様子をお届けします！大屋根は全て葺き替えましたが、下屋に関しては綺麗な日本瓦も見られ、劣化箇所のみ一部葺き替え工事をご提案。雨樋も、再利用しつつ、部分的に破損箇所のみ交換致しました。

結果、ガルバリウム鋼板屋根と日本瓦のハイブリッドの屋根となりましたが、ニクスカラープロの色も合わせたことで、一体感を出す事が出来ました！

さて、まずは劣化が激しい部分の日本瓦と葺き土の撤去から参ります！

▼前回までのブログ
・韮崎市の推定築60年以上の古民家再生プロジェクトに参加！現場調査開始
・韮崎市の雨漏りしている瓦屋根住宅で雨樋の破損・脱落と軒天腐食を確認
・韮崎市で大屋根の葺き替え工事スタート/劣化した日本瓦と土を撤去
・韮崎市で瓦からガルバリウムへの屋根葺き替え：野地板増し張りと下葺き材
・韮崎市で古民家の日本瓦屋根をニクスカラープロで現代的にアップロード

慎重に解体していきます

野地板が見えるまで、日本瓦と土を撤去していきます！写真のよう積まれているので、一枚ずつ慎重に上から撤去していく必要性がございます。日本瓦は、耐久性が優れた屋根材なのですが、内部は土で出てきているので、防御層である漆喰のメンテナンスが欠かせません。

漆喰が剝れ、中の土が出ると棟瓦のずれや、雨漏れの原因になりますので、注意が必要です。
弊社では、漆喰の工事単体でも喜んで承ります(^^♪
単価はm３５００円～
部分的な漆喰工事も可能です。

危険なバルコニーはお打合せで使用されないことから撤去しました

2階のバルコニーは今にも倒壊の危険があり、大変危険な状態でした。
それというのも足が瓦にチョコンとのっているだけで、今にも地上に落下してしまいそうでした。

お施主様とお打合せをして、今後使用する見込みがないことから撤去致しました。

弊社では、お打合せで今後、どのような生活を望まれているのか、お客様のニーズを理解して最適な提案をするように心掛けております。

※実際に撤去の方が、費用的にも安く済みます。

バルコニーの撤去工事のみのご依頼も承っております。
大きさにもよりますが、一日で完了し、費用は5万円～（税別）となっております。

また屋根の上に温水器が設置されているお宅も多く、使用していない場合は撤去をお勧めします。
屋根工事の足場設置に合わせて安全に作業できます。こちらも処分費込みで5万円（税別）でございます。

スタッフにご相談ください！！

野地板増し張り→下葺き材→ニクスカラープロ設置の工程です

大屋根でご紹介した、野地板増し張り→下葺き材→ニクスカラープロ設置の工程は全く同じです。

今回は綺麗な瓦部分は清掃して、そのままの残し、傷んでいる部分のみ葺き替え工事を致しました。

ニクスカラープロのブラックパールが、日本瓦と上手く調和が取れている様子がお分かり頂けると思います(*^▽^*)

色決めはご主人様と奥様と一緒にお打ち合わせさせていただきました！！

雨水が侵入してこないように、(板金処理)雨仕舞いが必用です

細かい部分の板金処理をご紹介させて頂きます。

瓦が積んであり、防水性を確保してした矢印の部分です。しっかりと板金処理で雨水が漏水しないようにしておりますよ( ｀ー´)ノ

板金＝鉄の板です。鉄の板をこんなに、いとも簡単そうに芸術的に仕上げちゃうのも、弊社の自社職人の力量です！

雨水が入り込まない様に、加工することから【雨仕舞い】とも言われますよ！

既製品で収まらない場合は、寸法を測り、作業場で加工してから現場に持ち込みます！！

破損していた雨樋は交換しました

屋根の工事が完了して、最後に雨樋工事です！

劣化して穴が開いていたり、欠落していた部分を新しく設置しました！
最後の写真の雨樋は屋根の上を這うことから、這う樋(はうとい)なんて呼ばれる部分です。

屋根の工事が終わらないと設置出来ないので、これにて葺き替え工事完了です。


弊社では、他社がお手上げの古民家をいくつも再生してきた実績がございます(*'▽')
今、日本で空き家問題が取り上げられてますよね、、。是非、解体する前に一度、弊社にご連絡頂ければ、と思います！今までのお客様の多くに「壊さなくて良かった～」、「ありがとう」と仰って頂いておりますよ！

弊社は韮崎市の屋根・外壁修繕塗装工事を得意としております！

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