更新日：2024年02月23日

袖ケ浦市長浦駅前にて実施した工事のご報告です (‘◇’)ゞ　強風が数日続いた際、屋根材が剥がれていたということで、復旧工事を実施しました。

台風等の強風による被害の場合、ご加入中の火災保険で費用が全額～一部補てんされます。※損害保険会社の査定により、保険が適用されない場合もございます。

スレート屋根材は軒先から棟に向かって固定されています

化粧スレート屋根の場合、軒先から一部重なるようにして頂上まで葺かれています。そのため、スレート材が剥がれた場所によっては広範囲の工事が必要になる場合があります。

今回は、頂上の屋根材でしたので、棟板金を剥がして補修すればよいことになります。棟板金の釘浮きも発生していましたので、お客様とご相談の結果、棟板金の全交換も行うこととなりました。

木材から樹脂製の貫板（ぬきいた）へ

棟板金を剥がしてみると、下地材の貫板（ぬきいた）の劣化が進行していました。木材の貫板は、経年による痩せや水分を含み腐食するなど、傷みが進行しやすい素材です。木材が劣化することで、釘の固定も緩くなり釘浮きや飛散に繋がります。

今回は、木材に代わり水分による腐食に強く耐久性もある「樹脂製」の貫板をおすすめさせていただきました。棟板金交換工事は6,050円（税込み）／ｍ～となります。　※棟の位置、部材の種類等により金額が変わります

使用されている屋根材はフルベストリードという商品で現在は廃盤となっているため、同じ屋根材のご用意が出来ませんでした。それでも、ほかのスレート（コロニアル）と規格がほぼ同じですので代用が可能です。コロニアルクァッドを代用してシーリング接着・釘固定します。

補修・棟板金交換工事完了

スレート屋根が破損等で補修する場合、位置や状態により補修方法・範囲が異なります。部分差し替え等で出来るだけ安く済ませられるのが一番ですが、長い目で見て葺き替えやカバー工法を検討された方が有効な場合もございます。

部分補修工事の場合でも足場が必要になることも多く、それだけで費用も掛かります。私たち街の屋根やさんでは、現地調査でしっかりと状態を確認させていただき、お客様のライフプラン等を踏まえ、最適なメンテナンス方法をご提案いたします。お気軽にご相談下さい (^_-)-☆