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豊橋市にて地震対策で瓦屋根を軽くしたいとのご相談を頂きました、その重量差はどのくらい?
更新日:2024年1月30日
豊橋市にお住いのお客様よりご相談を頂きました。
先日の能登半島地震をみて、屋根を軽くしたいとお考えになり、木造2階建て瓦葺きのお住いの葺き替えを検討中との事。
但し予算を最優先したい事もあり、現在使用している平屋部分のみをお値打ちな屋根材での葺き替えで、とのお話となりました。
平屋部分のみとのご要望でしたので、平屋部分の屋根の状態を確認させて頂きました。
瓦自体の傷みがひどく、お客様が屋根面へ上がる事を遠慮して欲しいとの事でしたので、2階の窓からの確認となりました。
調査中の瓦の踏み割れは、我々も細心の注意を払っています。
ご要望も大いに理解出来ますので、お客様のご要望を優先させて頂きました。
屋根面を確認すると補修の痕跡がいくつか確認出来ました。都度補修を行ってきたようですね。
屋根面積53.6㎡となります。
屋根にのっている重量はおおよそ6トンほどと思われます。
内訳としては 瓦:3トン 葺き土:3トン
これをカラーベスト葺きすると
新規野地板(構造用合板12㎜):0.34トン カラーベスト:1.1トン 計1.44トン
4.5トンほど屋根を軽くすることが出来ます。
ちなみに板金の立平葺きですと0.25トンとなり野地板と合わせても0.6トンほどです。
| 【屋根材】 | ㎡あたりの重さ |
| 日本瓦 | 約45㎏ |
| 軽量瓦(KMEW:ルーガ鉄平) | 約23㎏ |
| カラーベスト(KMEW:コロニアルクァッド) | 約21㎏ |
| ガルバリウム鋼板(IG工業:スーパーガルテクト) | 約5㎏ |
| シングル葺き(オークリッジ) | 約12㎏ |
今回はコストパフォーマンスに優れた「KMEWコロニアルクァッド」をご提案しました。カラーバリエーションも豊富で既存の雰囲気に近づける事も出来ますし、ガラッと変えてしまう事も出来るのも魅力のひとつですね。
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