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ひたちなか市で屋根材が脱落したとの相談!グリシェイドネオの典型症状
更新日:2023年12月18日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
ひたちなか市にお住いのお客様より、「二階から屋根の一部が落ちてきました。至急で見てもらうことはできますか?」というご連絡をいただきました。
屋根材の脱落…一人の担当者が、年間200件近くの建物を調査する当店。
考えられ得る原因・要因を想定して、現場に伺いました(๑•̀ - •́)و✧
お客様はミサワホームさんの戸建て住宅にお住まいで、築後20年少々経っているそうです。
竣工したミサワホームさんに相談するのも一つの方法ですが、屋根に関しては、ハウスメーカーさんに協力している屋根業者が施工しています。
今回のような予期せぬ脱落や、その他のお困りごとなどは、経験のある屋根専門の業者に相談した方が得策かもしれませんね((*^^)v
地上から見たところ、遠目でもいくつかの屋根材の破損が確認できました。
屋根の傾斜は6寸(30°)で、いわゆる急勾配と呼ばれる部類に入ります。
当日は天候も思わしくなく、破損の進行具合も気になるため、屋根には直接登らずに調査を行いました。
ひたちなか市の住宅の屋根材には、グリシェイドネオが使用されています。
2001年にクボタ(現ケイミュー)から発売された、アスベスト(石綿)を含まない化粧スレートの先駆け的な製品で、比較的多くの住宅に普及した屋根材です。
並行して製造されていたコロニアルネオと素材は同じですが、一般販売用のコロニアルネオに対し、グリシェイドネオはハウスメーカーさん向けの商品で、形状が少々異なります。
下端部がまっすぐになっている点と、スレートとスレートの間に、1㎝程度の間隔があいているのがグリシェイドネオの特徴です。
今回の屋根材の脱落は、グリシェイドネオの典型的な症状と言えるでしょう。
1990年後半~2004年ころまでに施工されたノンアスベスト屋根材は、アスベスト含有製品からの転換期ゆえに、強度不足という重大な問題を抱えることになり、この時期に家を建てられた方は注意が必要です。
グリシェイドネオはコロニアルネオと同様に、割れや剥離のような劣化の進行が早く、「スレート屋根=塗装」と安易に考えて行ってしまうと、高圧洗浄でバラバラになる恐れがあり、塗装のメンテナンスはお勧めできません(>_<。)
※現在はグリシェイドクアッド(コロニアルクアッド)・グリシェイドグランテ(コロニアルグランテ)などのシリーズに置き換わり、強度不足は改善されています※
グリシェイドネオ(コロニアルネオ)かどうか?見分けるポイントを幾つかご紹介しましょう。
①「ひび割れ・欠け・変色」の3つの劣化症状
②建築仕様書や図面に明記された製品名を確認
③お住いの点検で屋根材を判断
建築時期が2000年~2008年辺りのスレート屋根の住宅で、スレート材の間が1㎝程度あいているなどの特徴があった場合は、グリシェイドネオの可能性が高いかもしれません(•'-'•)و✧
塗装がNGのグリシェイドネオのメンテナンス方法は?
お客様のお宅の屋根は、割れや欠けが多く見られる場所以外でも、サビ色に変色したりカビや藻の発生といった劣化症状が現れています。
このような状態はメンテナンスのサイン!早めに対処した方がいいでしょう。
塗装が難しいグリシェイドネオに最適なメンテナンス方法は、「屋根カバー工法」または「屋根葺き替え工事」です。
屋根カバー工法→現在の屋根を撤去せずそのまま残し、新しい屋根材で覆う方法です。屋根材を重ねて葺くことにより、遮音性や断熱性も向上し、処分費用がかからないためコストの削減も見込めます。
屋根葺き替え工事→これまでの屋根を解体・撤去し、新しい屋根材に葺き替える方法です。破損がひどい・雨漏りが起こっている、という場合はグリシェイドネオを撤去し、新規屋根材を施工する方がお勧めです。
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調査の結果から、お客様には屋根カバー工法をご提案させていただきました。
年明けには施工を始める予定ですので、その様子はまた改めてお届けいたします
(*ˊᵕˋ )⁾⁾グリシェイドネオと気付かずに、スレート屋根だからと塗装を行ってしまったというケースも少なくありません。
無駄な出費を抑えるためにも、知識が豊富で、信頼できる屋根業者に工事を依頼してくださいね!
街の屋根やさん水戸店では、茨城県全域で無料診断を承っております。「うちの屋根はどんな種類?」「ちゃんとしたメンテナンスをしてほしい」という方は、ぜひご活用ください
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