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神戸市中央区 雨漏りの原因は防水シートの劣化!屋上の無料点検でわかる雨漏りサイン
更新日:2023年12月19日
こんにちは!街の屋根やさん神戸店です(*^^*)
天井に雨染みが広がり、室内にポタポタと雨漏り!
その真上が屋上などの陸屋根だった場合、どんな原因が考えられるでしょうか?
今回は、神戸市中央区にお住いの方から、「天井からの雨漏りがひどくなってきたので、すぐ見てほしい」とのご依頼があり、雨漏り診断のプロが屋上の無料点検に伺ってきました様子をご紹介いたします。
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神戸市中央区×雨漏り防水調査 ①雨漏りによって濃く広がった天井の雨染み
お問い合わせがあった天井からの雨漏りの現場です。
雨漏りのせいで居室の角の辺りで雨染みがかなり濃くなり、広がってきていますね。
まとまった量の雨水が長年入り込んで雨漏りしている事が、この雨染みでわかります。
ではさっそく、雨漏りの原因解明のため真上の屋上を点検していきましょう!
神戸市中央区×雨漏り防水調査 ②屋上平面のゴムシート防水劣化
屋上を見せていただいたところ、既存の防水層がほとんど剥がれてめくれ上がっている状態でした。
この屋上の防水層は、ゴムシート防水でした。
ゴムシート防水とは、ゴムシートを敷き込み、シートのジョイント部を接着剤で接着して雨漏りを防ぐ防水法のことです。
シート状の防水材なので、広い面積を一度に施工できるメリットがあり、経済的で工期も短いことから、こういったビルやマンションの屋上、屋根が平面になっている部分やベランダの防水対策、雨漏り対策としてよく選ばれる防水法です。
雨水の浸入をさせずに雨漏りを防ぐ耐用年数は10~15年ですが、経年劣化によってシートが捲れてしまっており、この面の防水機能はほとんど失われている状態です。
これが雨漏りの大きな原因の1つとして間違いないでしょう。
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神戸市中央区×雨漏り防水調査 ③コーキング補修による応急処置跡
かなり以前からゴムシート防水の破れはあったようで、破れた部分をコーキングで埋めた補修跡はいたるところにありました。
ただこちらのコーキングも剥がれてきており、現状、既存のゴムシート防水を利用しての部分補修では防水機能を復活させて雨漏りを防ぐことは困難な状態です。
コーキングをしてもまたすぐに雨漏りしてしまうでしょう。
神戸市中央区×雨漏り防水調査 ④パラペットに施工されたゴムシート防水劣化
パラペットに施工されていたゴムシート防水も、かなり割れが多発していました。
パラペットとは、こちらの屋上のような陸屋根の一番外側の外周に防水のために設けられた壁のことです。
陸屋根は、排水口を設けて雨水を排出するの排水法なのですが、外周にパラペット(壁)がないと、排水口で集水しきれない雨水が外周部分から下の階の外壁へそのまま流れることになります。
流れた雨水は外壁や下階のサッシを傷める原因となり、雨漏りに繋がる可能性があるため、防水上こういった立ち上がりのある壁を陸屋根に設けて、排水口に流れるまでの雨水を一時的に溜めておけるようにしているのです。
防水上重要な役割のあるこのパラペットは、メンテナンスを怠れば、逆に雨漏りの原因に繋がってしまいます。
この部分のゴムシート防水の劣化は、雨漏り防止のために早めに処置しておく必要があります。
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神戸市中央区×雨漏り防水調査 ④小さすぎる排水口(ドレン)
こちらの屋上では、雨水の排出口であるドレンが小さすぎることも雨漏りの原因になっていると言えます。
「ドレン」とは、雨水などを排水させる管や溝のことです。
(英語で排水させることを"drain"といいます)
防水面(床面)と雨樋を繋ぐ建材で、防水面で受けた雨水を集水して雨樋へと流す重要な役割があり、ここの排水の仕組みがうまく機能することで雨漏りを防ぐことが出来ます。
ドレンが小さすぎると、降雨時の排水速度が遅くなるため水が溜まりやすくなったり、ちょっとしたゴミや落ち葉で詰まりやすくなります。
陸屋根は、あえてわずかにつけられた勾配によって、降ってきた雨水が排水口(ドレン)に集まるように施工されています。
このように小さいドレンでは雨を排出しきれず、屋根面に水がたまりやすくなり、屋根面の防水層全体の劣化を早めてしまう事が雨漏りの原因となります。
おそらく、以前改修工事を行った際に、改修用ドレンを通した影響で穴の径が小さくなったのだと思われます。
改修用ドレンとは?
改修用ドレンとは、既存のドレンの上から新たに被せるドレンのことです。
神戸市中央区×雨漏り防水調査 ⑤ゴムシート防水ジョイント部分の隙間
広い屋上のため、防水機能が劣化して雨漏りの原因となっている箇所は他にもありました。
ゴムシートのジョイント部が剥離して目視できる隙間が出来ていました。
ドレンへ排出しきれていない雨水の水だまりがシートジョイント部に掛かっているため、その溜まった水が隙間から少しずつ下へ入り込んで下地を傷め、雨漏りを引き起こしているのです。
シートの内側にも水がたまっているため床面に膨れがあり、防水層の内部へ雨水が侵入していることがわかります。
今回屋上を点検した結果、雨漏りの原因は、屋上全体の防水力が低下していたことでした。
雨漏りの原因その①
屋上(陸屋根)平面とパラペットのゴムシート防水の経年劣化
(剥がれや割れ、シートジョイント部分の隙間)
雨漏りを防止するための解決策
⇒塩ビシート防水の機械的固定工法
現状の防水層の上に施工できる工法は限られていますが、下地の劣化状態に左右されない、塩ビシート防水の機械的固定工法を提案させていただきました。
塩ビシート防水は、透湿性に優れています。
屋上の躯体に含まれた湿気を外気へ放出するため、防水面内部の湿気拡散に役立ってくれます。
機械的固定工法とは、床面に固定用ディスクを取り付けて絶縁シートを取り付けてから塩ビシートを溶接して貼り付ける工法です。
下地に直接接着剤等で張り付ける接着工法と違い、下地調整代がほとんどいらないので、工期も短く、既存の防水層を撤去しないので撤去費がかからず、経済的です。
また耐候性・耐久性が高いため、今回のように既存の防水シートの劣化が進んでいる状態の屋上の雨漏り解決策として採用される工法です。
雨漏りの原因その②
雨水の排出口であるドレンが小さすぎるため、水が溜まりやすくなっている
雨漏りを防止するための解決策
⇒改修用ドレン工事
既存のドレンを撤去し、排水の径を大きくしてから新たに適切な大きさのドレンを収め直した方がよいでしょう。
以上の原因と解決策をご提案し、居室内への雨漏りが進行しているため急ぎお見積りをお持ちすることとなりました。
雨漏り診断のプロによる屋上無料点検はこれにて終了です!
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屋根やベランダ、屋上、外壁などお住まいのお外回りの不具合や雨漏りについて、いつでもお気軽にご相談ください(^-^)
雨漏りが発生したら、ほとんどの方は原因がわからず不安だと思います。
雨漏りの原因を探るにも、経験や専門知識もなく屋根や屋根裏にのぼるのは危険ですし、今回のような屋上だと見た目では原因が判断しにくいでしょう。
雨漏りの原因は、屋上にあったり、屋根や外壁の劣化にあったり、雨樋やサッシの不具合だったりと多岐にわたります。
お住まいの劣化具合や、修理が本当に必要なのか、どんな方法で雨漏りを解決できる可能性があるのかなどわからない事だらけで、不慣れで当然です。
「街の屋根やさん神戸店」では、そんな
「雨漏りの原因がわからない」
「雨漏りを防ぐ解決方法がわからない」
「どのくらい劣化しているのわからない」
「費用がどのくらいかかるかわからない」
といった修理前のご不安を解決するために、プロによる 無料点検 を随時受付けしております。
必要であったりご希望があれば、点検時に雨漏りやその他トラブルの原因箇所や劣化している部分の写真・動画撮影をおこないます。
その後お客様にお見せしながら親切・丁寧に解説し、メンテナンスがどの程度必要か、どんな雨漏りの解決方法があるかをご説明いたします。
あくまでも、お客様のその後のお住まいづくりのご希望にそって適切なご提案をさせていただきます。
すぐに修理とは考えていなくても、お住まいの劣化状況を知っておきたいというお客様もいらっしゃいます。
ちょっと気になることなど、まずはお気軽に何でもお電話・お問い合わせフォームからお問い合わせくださいませ。
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